312.現れた者 ページ26
「なっ、、、、!!」
そう私が言葉を失った先に居たのは、
太陽の光を浴びて透けるように輝く髪
萩色の瞳
そして特徴的な額あて
原作に出てくる成人済みの彼とは
背格好さえ異なるものの
それは間違いなく若かりし頃の宇随天元だった。
突然の思わぬキャラとの出会いに私が動揺し言葉を失っていると
向こうも目を見開いて驚いた様子だった。
そんな状態で数秒、先に口を開いたのは宇随さんだった。
「派手にでけぇ。」
「、、、、、、はい?」
一体何がでかいのか、彼の視線を辿るように追えば、
それは私の上半身に向けられていることに気づき、
私は「ひやっ!!」と言いながら温泉の中に体を沈めた。
「なっ!!どこ見てんのよ!!このスケベ!!」
「仕方ねぇだろう。そんな派手にデカかったら誰だって目が行く。それに俺は忍びで今更その程度じゃ興奮なんてしねぇから派手に安心しろ。」
しかしそう言う宇随さんの手には、私の日輪刀が握られていた。
「ちょっと、それを返「それにしても随分といい刀を持ってるな。、、、あんた一体何もんだ?
?」
その瞬間空気が大きく変わった。
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さきた(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます!ゆっくり更新ですが気長にお付き合いくださるとうれしいです。 (3月1日 21時) (レス) id: 60f14c4ce3 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 面白すぎです。更新頑張ってください (2月26日 22時) (レス) @page44 id: 45c23c9df8 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖 - 今まで見た中で一番好きな作品です!次の更新楽しみに待ってます! (6月22日 3時) (レス) id: e56bcdd9cf (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年2月5日 18時) (レス) @page42 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - また更新楽しみにしてます (2023年1月22日 23時) (レス) @page41 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さきた | 作成日時:2021年7月22日 23時