メウツシ団の短編集♪腐注意！ (ページ9)

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シロ×黒矢&シズ(こないだの続き) ページ9

ツツミノside

ある日の夕方のこと。

ソファの上で雑誌を読んでいる俺。

向かいに座るシロ。

カーペットに寝転びながら絵を描いてる黒矢。

ただ１人料理をしているシズが手をとめて

こちらにあるいてきた。

手には少し小さめに折り畳まれた紙。

シズ「三人とも。」

ツツミノ「どうした？」

シロ「シズ君どーしたん？」

黒矢「んー？」

シズ「悪いけど、これ買ってきてくれる？」

一番近くにいたシロがその紙を受け取った。

シロ「お使いの紙っすねー」

シズ「誰か買ってきてくれるか？」

黒矢「・・・・。」

ツツミノ「・・・・。」

俺達は何も言わなかった。

シロは少し苦笑いだ。

シズ「おい。」

シロ「・・・ははwまぁ、行きたくない気持ちも分からんでもないんだけどねー」

そのまま苦笑いしながらシロは窓の外を眺めた。

シロ「雲行きが怪しいからね。」

そう、シロの言うととおり雲行きが怪しいのだ。濡れるのはゴメン。

黒矢も俺と似たような気持ちだろう。

シズ「・・・ﾊｧ…分かったよ。俺が行ってk…」

シロ「・・・・・！…僕がいくよ！」

すくっと、元気よく立ち上がったシロは
とても笑顔だった。

いきなりでビックリしたのかシズは少し間を
開けてから

シズ「じゃあ、頼む。」

シロ「任せなさい！」

ドンと胸を叩いた。その後に少しむせた。
・・・・・馬鹿なのか？←

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シロ「じゃあ、行ってきまーす！」

黒矢「あ、シロ！傘、傘！」

勢いよく出ていこうとするシロを黒矢が
傘を差し出した。

シロ「えー・・・いらない。」

ツツミノ「降りだしそうだぞ？」

シロ「スーパーまでそんなに距離ないし大丈夫さ！んじゃ、いってきー♪」

黒矢「いってらーw」

シズ「いってら。」

俺は今にも降りだしそうな窓の外をチラッと確認した。ホントに降りそうなんだがな・・・

シロ「ツツミノ！」

ツツミノ「ん？」

シロ「行ってきます！」

ツツミノ「ん、いってら。」

まぁ、問題ない・・・・か。

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シロが出ていってからわずか10分後、いきなりバケツをひっくり返したような雨がふってきた。

黒矢「シロ大丈夫かなー」

シズ「俺、見に行ってくr……「ただいまー…」」

帰ってきたシロはずぶ濡れだった。

ツツミノ「黒矢、タオル持ってきてやれ。」

黒矢「はい、シロ。」

シロ「わー、ありがとう！あ、シズ君これおつかいの。」

シズ「あ、あ、サンキュ。」

シロ「じゃ、僕ねるね」