73話 ページ23
「んー、うはぁ〜 美味しい！」
三日間飲まず食わずて歩きっぱなしだったからおかゆのチョイスが有難い..
出雲大社にこんな宿舎があったなんて..
私の留守中お部屋の手配してくれてたんだ..瑞季
荷物もちゃんと置かれてるし
「さすがだよ 瑞季 ありがとうね」
瑞季の方をチラッと見ると落ち込んでいるようだ
瑞季「悔しいよ僕がお供についていながら...Aちゃんの危機に駆けつけることもできなかったなんて...こんな不甲斐ない僕！いくらでも踏みにじってもいいからね」
そういえば
「ねぇ..瑞季 巴衛はどこ 私を運んでくれたって事は出雲に来てるのよね？ それに今日ってかむはかり何日目！？」
瑞季「今日？」
大国主「4日目さ！レディ 待ちくたびれていたよ A よくぞこの大国主のもとへ1日遅れで帰って来てくれたねスイート 期待通りだよ」
大国主様椅子ごと....
大国主「君の黄泉での活躍は聞き及んでいるよ あっそれと紛失していた打出の小槌も戻って来たんだ あと小槌をつかい妖に身を堕とした巴衛の所業は罪深い 今は東の牢に入れておく」
ろ、、牢...!?
大国主「巴衛の処遇はこちらに任せそなたはかむはかりにて仕事を励みたまえ」
「どうして...」
大国主「もう神使ではない 契約が解かれた今アレは危険な妖怪だ 野放しにはできない」
だったら...
「私が巴衛のところに行ってもう一回神使の契約を結べばいいんですよね..?」
大国主「その案に賛成しかねるな 人神 しかも少女のAがあの凶悪な妖怪の手綱をうまく握ってゆけるか疑問だ 先代からの神使とらいえこの機会に手放してはどうだ」
瑞季「そういう事は本人に言ってくださいよ大国主様 僕じゃなくて」
大国主「無理だ私も我が身がかわゆい」
・
・
・
その頃巴衛は
虎徹「おいたわしや巴衛どの...このようなところに入れられて...」
巴衛「別に 労ってもらわんでもよい それに縛めはきつくてちょうどよい 神使の時は何事も時勢がきいていたが この姿では難しい」
あいつを守るのは神使だからだと思っていたが___
「巴衛..巴衛っ....!大国主様からここに入れられてるって聞いて..大丈夫！？何もされてない？ てどうしたのケガして...」
巴衛「今はかむはかり中だろう 何しに来たのだ?」
「..巴衛を神使に戻しに来たんだよ...((巴衛「余計なことだ 神使に戻るかどうかは俺が決める ..お前の神使になるのは少し考えさせてくれ」
目の前がぼやけてくる..
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作者名：浅野すわぁん x他3人 | 作者ホームページ：http://20010614
作成日時：2017年12月8日 8時
