前世の約束 2 (神様はじめました) (ページ20)

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70話ページ20

猫娘「お待たせしましたにゃーイザナミ様今宵は黄泉入りした人神様の歓迎会このひおうのこの席のために芸を仕込んで来ましたにゃ誠心誠意お相手させていたにゃきます！」

イザナミ「う..うぅ..」

猫娘「イザナミ様...どうなさいましたにゃん」

イザナミ「Aがわらわの謀りオトコと逃げた捕まえてたもわらわの新しい遊び相手じゃ決して逃すではない」

猫娘「にゃー」

イザナミ(そなた本当に人1人救えるのかのう？)

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その頃Aは___

「ここまでくれば大丈夫かな...早く地上に戻らなきゃね ...ここは白札で出口まで案内してもらいましょ！」

クルリと霧仁のほうを見たら霧仁はぐったりとして倒れていた

「霧仁大丈夫！？」

霧仁「ただの目眩だ..」

霧仁はそう言って立った

「霧仁..もしかして体の具合が悪いんじゃない？汗すごくかいてるし黄泉の空気は人体を腐敗させるって乙比古が言ってたし...」

霧仁「その事なら問題ない神の体の一部に触れてさえいれば黄泉の毒に侵されることはないとわかったんでなお前が寝ていた時に髪を1束もらっておいた」

え、、髪の毛人束...

「嘘！？ここだけ短いじゃない！」

霧仁「おかげでおまえのお手々繋いで歩かなくて済んだら」

「いいけど...キツかったら無理しないで言ってよね霧仁が倒れたら私が担いで歩かなきゃいけないんだから」

霧仁「お前が俺を..?」

ん、、追っ手がくる..

「霧仁..!」

ぐいっ

「追ってきたわ」

猫娘「マイクテスマイクテス人神と人間！隠れているのはわかってるにゃんイザナミ様への無礼にゃんとも許し難い！五分以内に出てこにゃければこのアタシイザナミ様付神使緋王が森ごとお前達を焼き尽くしてくれるにゃん」

猫娘はまだ私たちのことを見つけてないらしい...

霧仁「森ごと焼くということは俺たちの位置は特定できていないみたいだな」

早く白札で出口を探さないと..

お願いお札さん地上の出口まで案内して！

フワッ

急げ！

猫娘「五分たった火を放て！」

ブワッ

周りに火が放たれて森が焼かれて行く

「火が...!」

白札に向かい風MAXと書いた

「向かい風出力最大！！」

ゴォォォォ

これで少しは時間が稼げる

「急ごう霧仁!」

出口と書いた札を追って足って行くと霧仁が止まった

「霧仁どうしたの！？」

霧仁「白札がここで止まっている..」

「私の通力が足りなかったの...」