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車内での会話は皆無だった。

テヒョンはこちらに見向きもせずに鋭い目付きで運転していて、テヒョンからの質問も無かったし、私も何も言わなかった。

会ったら1番にごめんなさい、と言うつもりだったのに、それが出来なかった。こんなの、彼女失格だ。

私、捨てられる。

嫌だ、そんなの、私、テヒョンが居なきゃ生きていけない。








「ご、ごめんなさい…」




声が震えていた。

テヒョンが、怖い。

何を思っているのかが、怖い。





「何が?」



「…え、」



「何がごめんなさい?」





テヒョンは声のトーンを変えずに言う。

それはまるで、私を追い詰めるかのようだった。





「俺だけの身体に傷をつけて?それとも連絡を返さなくて?それとも他の男の家にいて?」



「テヒョン、ちが」



「聞いてんだけど」






いや、確実に私の事を追い詰めていた。

涙が溢れ出して止まらなくて。



ああなんで私が泣いてんだろ。

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meru(プロフ) - ymsさん» ありがとうございます!なるべく早く公開できるよう頑張ります! (2020年10月21日 7時) (レス) id: 382bedfc45 (このIDを非表示/違反報告)
yms(プロフ) - すっごく面白いです!首を長くして続編お待ちしています! (2020年10月19日 21時) (レス) id: 0408040245 (このIDを非表示/違反報告)
meru(プロフ) - 有酸素運動さん» ありがとうございます…!自分のグッとくる部分が読者様に伝わっているようで嬉しいです!頑張らせていただきます! (2020年10月18日 9時) (レス) id: 382bedfc45 (このIDを非表示/違反報告)
有酸素運動 - すっごく好きです…テヒョンのやばめな感じも、ジミンもミステリアスな感じも、すごいグッときます…これからの展開が楽しみです!応援してます! (2020年10月8日 18時) (レス) id: 49d2046f3c (このIDを非表示/違反報告)
meru(プロフ) - bangtansalanghaさん» ありがとうございます!更新頻度バラッバラですが気長に待っていただけると幸いです^^ (2020年9月30日 22時) (レス) id: 382bedfc45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meru | 作成日時:2020年8月20日 18時

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