あの後輩あんま好きじゃないです【神代類】【男主】

後輩が3人 ページ5

『あﾞ〜…天馬…メロンソーダ不足で死ぬ…』

｢なら、致死量まで飲ませてやろうか｣

『それで死ねるなら安楽死だわ』



昼休みになり、神代のいない平和な時間を
天馬と過ごしていた。


天馬も後輩のくせに生意気だけど可愛いから
許す。神代は可愛くない。



｢そういえば類はどこにいったんだ？｣

『知らね』

｢ここに来ないなんて珍しいな｣

『天馬が爆発させてくれないから
拗ねちゃったんでしょ』

｢なにっ！？俺のせいか！？｣

『いや適当に言った』



いっつも張り付いてくる人がいないと
逆に不安になってくるよね。俺は嬉しいけど。


神代どうしたんだろ。
野菜食って死にかけてr____



｢遅れてすまないね｣

『神代生きてた』

｢生存確認｣

｢言い方酷くないかい？？？？｣

『てか来なくて良かったのに』

｢泣くよ？？？後輩泣かせる先輩って噂を
学校中に流すよ？？？？｣

『勝手にしとけ』



そんな噂信じるやついねぇだろ。


本気で来ないで欲しかった。



「じゃあ、鏡音リンのガチ恋オタクって
ことも学校中にばら撒くよ」

『…は？？？？？』

「A…お前、ガチ恋オタクだったのか…？」

『なんで知ってんの…もうやだ死にたい…』←

「ふふ、冗談だよ」

『待てなんで知ってんのか話せ』

「それはね…秘密だよ♪」



秘密だよ♪じゃねぇわ。


名誉毀損罪だぞ。逮捕だぞ。



「どうせストーカーでもしてるんだろ」

『え？？』

「A、絶対に盗聴器付けられてるぞ」

「おや、バレてたとはねぇ」

『…え？？』



盗聴器…？なにそれ？ガチのストーカーじゃん。


警察に通報しようかな？？？？？



「大丈夫だよ♡僕しか聴いてないからね♡」

『天馬助けて』

「すまないが俺にはコイツを殴るくらいしか
協力出来ん…」



そう言って天馬は軽く神代の頭を殴る。
本気で殴ればいいのに。



「それにしても私服姿のAくんは
可愛かったねぇ…♡」

『盗撮…！？』

「A！逃げるなら今のうちだぞ！」

『じゃあな！変人ワンツー！！！』



怖くなったからその場を去る。


神代って変人ってより変態だね。
あー、怖い怖い←

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