3 彼等は 【実況者】

行きは良い良い 帰りは怖い ページ6

スマイル♀ side



さて、兄さん達に依頼内容を伝えに行くか。


y国「紫さん」

スマ♀「はい」

y国「この後、暇でしたら…」

暇だったら…なんだよ。
まぁ、生憎 暇じゃないけど


スマ♀「あぁ、すみません。用事がありまして…」

y国「あ…そうか、分かった。
では、もう一つ依頼を頼んでもいいかな？」

スマ♀「？」

y国「今日の夜、y国の総統室に来てくれないか」

………何言ってんだコイツ。
流石に分かるぞ、夜、部屋に呼ばれる意味くらい。
気持ち悪っ、56すぞ()


スマ♀「すみませんが…その依頼は……」

y国「おや、全て成功させるんじゃなかったか？」

脅してんのか？
…馬鹿じゃねぇの、此処まで来ると可哀想なんだけど


スマ♀「……分かりました、行きましょう」

y国「本当かい？嬉しいな〜w」

うっわ………キモ…
…あ！忘れるとこだった……


スマ♀「あの、報酬の方は？」

y国「あぁ、500万Gでどうかな？」

………まぁ、それなら しばらく暮らしていけるな


スマ♀「此処で頂いてもよろしいでしょうか」

y国「いいよ」




ドサッ




y国「じゃあ、私はもう帰るよ。
夜、楽しみにしてるね♡」

………………………？


スマ♀「あの…すみません。
報酬足りないんですが」

y国「えっ！？そんな筈は…ひぃ…ふぅ…みぃ
……………………足りてるじゃないか！」

スマ♀「え？足りないじゃないですか」

y国「？」

スマ♀「貴方が1番理解してるでしょう？」

y国「それは…どういう……」











































ザシュッ



スマ♀「……よし、確かに報酬を受け取りました。
依頼内容：x国殲滅&y国総統室、夜に侵入。
報酬：500万G、y国総統の首」



ガチャッ




コン「相変わらず、無慈悲だねぇ。
夜、呼ばれてたのに。ウキウキだったよ？総統さん」

スマ♀「知らないし、気持ち悪かった」

この生 首だって気持ち悪い。
後処理…面倒くさいんだよな……


金豚「何で……」

あ、まだ居たんだ


スマ♀「？何で……？どういう事ですか？」

金豚「いや、流石に首は切り落とさんでも…」

………は？


スマ♀「甘くないですか？
国を潰す依頼を頼みに来たんですよ？」

スマ♀「それに、
【此処に来る人は行方不明になる】
って噂まであるんです」

スマ♀「【依頼は全て成功させる】って
噂を知ってるなら、コレも知ってて当然かと思って」

スマ♀「だから、殺 しました」

あと、気に食わなかった()

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