久しぶりの先輩 ページ6
慌てて出てきたらしいピーニャ先輩は、ブロロームのような車のような？とても大きなポケモンに乗ってやってきた。
「うちの子達がこんなに早くやられちゃうとはね、君一体何者？」
『…さぁ？そういうお喋りは勝負が終わってからにしよう。
まぁ勝てればの話だけどね、先輩』
「へぇ？随分煽ってくれるじゃん、そういう事ならこっちも遠慮はしないっしょ！」
そう言って先輩はコマタナを繰り出してきた。
コマタナは私をチラとみて驚いたような顔をしたけど、先輩の顔を見て頷いている。
＿＿＿＿＿＿
結果としては私の圧勝で終わってしまった勝負。
目の前で肩を落として落ち込むピーニャ先輩が少し可哀想で肩をトントンと叩く。
『別にアジトを潰しに来たわけじゃないんですが。
って言うかホントにまだ私の事分からないんです？』
「えぇ？僕に同性の知り合いスター団以外には居ないけど…んん？」
『……ピーニャ先輩、この距離はちょっと恥ずかしい』
「ん？あ、あぁ！？ご、ごごごめんA君！！」
もう少しで鼻先が触れてしまいそうな程顔を覗き込んでくる先輩に恥ずかしくなって、目深く被った帽子を上げて眉を下げるとやっと正体のわかったらしい彼は顔を真っ赤にして遠のいて行った。
「前にあった時と全然雰囲気変わってたから分かんなくって！別に他意があった訳じゃないから！ほんと、ほんとに！！」
『いやそんな慌てなくても、怒ってる訳じゃないし私女の子辞めたから別にそういうの何とも思わないよ？』
「は？！女の子やめたって何！？」
半ば混乱状態で目を回している先輩は頭がパンクしそうとでも言いたげに両手で頭を抱えて少し考え込んでいる。
久しぶりに人と話してるってだけでもテンション上がってるのに、反応良すぎて面白くなってきちゃった。
どうからかってやろうかニマニマしていると、未だ混乱状態の先輩は何を思ったか私の腕を引いてテントの中へ急いだ。
広いテントの中は車庫のようになっていて特に生活感があるわけではなかったし誰も居ない。
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ユキワラシ(プロフ) - ごーやちゃんぷるさん» 初コメありがとうございます！大好きだなんて言っていただけて大歓喜です！！再開後もご期待に添えるよう頑張ります！(´∀`) (2023年1月10日 21時) (
レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ごーやちゃんぷる(プロフ) - ついに本格的に再開ですかね？！初コメ失礼します！主人公ちゃんとペパー君の絡みとかアオイちゃんとの絡み大好きです！これからも無理しない程度で更新してくれると有り難いです！頑張ってください！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page22 id: 83514816a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキワラシ | 作成日時：2023年1月4日 23時
