再び東門から ページ35
やっと療養期間を終えて、何でかペパー君と行動を一緒にすることを条件にまた私の宝探しは始まった。
ペパー君から離れる様なら強制的に連れ帰って授業三昧とか言われちゃって、離れる予定はなかったけどそこまで行動を制限されるのは面倒だなぁって思っちゃう。
「しょうがないだろ、Aは行くとこ行くとこで問題起こすっつーか…」
『いやハッコウジムは向こうのせいだし、ブリムオンに至ってはまっったく私悪くないからね！？？』
「そうそれ！巻き込まれすぎちゃんなんだよ！
ほら、今もなんかわかんねぇけど野生ポケモンに囲まれちまって！」
『……好かれるようになった原因が分からない』
まだテーブルシティ東門を出たところだと言うのに、可愛いちびっ子ポケモン達がわらわら足元に集まってくる。
なんだよぉ可愛いけど蹴飛ばしそうだからもう少し離れてよぉ。
『う、っぅああ！踏む！踏んじゃうからどいてー！』
「おわっあぶね、無理に動くなって！転んじまうぜ」
『だってこのままじゃ何処も行けないし…』
「んーー、じゃあAはこの辺でキャンプでもしててくれ！オレはお供捕まえてくるから！」
『は、えっペパーくっ…えぇ？足はっや』
足元のコジオやコリンク達に悪戦苦闘する私を置いて、ペパーくんは颯爽と走っていってしまった。
追いかけられそうも無いし、仕方ないから久々にキャンプするかぁ。
『まぁうちの子達顔怖めな子多いし怯えてちょっとは離れてくれるかなぁ。
よし！皆キャンプするよー！出ておいでー！』
よいしょーってボールを投げると飛び出す相棒達に驚いたらしいちびっこ達はタマンチュラを散らすように走り去っちゃった。
『ふぅ、皆の顔見る前に逃げてくれるなら最初からボール投げでもしたら良かったかな』
「ベイベイ」「ガォン」
『何その転ぶからやめとけみたいな顔、そんなにドジじゃないよ！』
「ギャオッ！ギャンギャン！」
『ぐえっ、ちょっとジヘッド頭突きはやめなさい腰が、ぐえぇ？！』
ボールならこっちに投げろと言わんばかりに頭突きしまくるジヘッドとルガルガンに負けて全力でボール遊びする羽目になった。
いやぁ確かに久しぶりの外だもんね、テンション上がっちゃうのもわかる。
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ユキワラシ(プロフ) - ごーやちゃんぷるさん» 初コメありがとうございます！大好きだなんて言っていただけて大歓喜です！！再開後もご期待に添えるよう頑張ります！(´∀`) (2023年1月10日 21時) (
レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ごーやちゃんぷる(プロフ) - ついに本格的に再開ですかね？！初コメ失礼します！主人公ちゃんとペパー君の絡みとかアオイちゃんとの絡み大好きです！これからも無理しない程度で更新してくれると有り難いです！頑張ってください！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page22 id: 83514816a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキワラシ | 作成日時：2023年1月4日 23時
