君は男の子 ページ27
南5番エリアの未捕獲ポケモンに向かって走り出すアオイちゃんを見送りつつ、腕を組んで悩む私に気づいたらしいペパー君。
わー久しぶりに見たなぁこの怒ってるような呆れてるよう半目。
「まぁたお前は…捻くれたこと考えてんな？」
『いやいや滅相もない
いたって普通のことしか考えてませんとも』
「何考えてたか言ってみ？」
『……お伝えするほどの事じゃないですよー？』
「その妙な敬語も怪しさMAXちゃんだろうが！
ほら吐け、Aはいっつも自己完結しすぎなんだよ！」
『いだだだっちょっ伸びる伸びる！ほっぺちぎれる！』
みょんみょんするペパー君から少し離れた所で座り込んで、絶対赤くなってる頬っぺをさする。
ちょっと会わないうちに力もましたんじゃないのかこの子、しかも私の扱い相変わらず雑！
『んもー、そんなに気にすることじゃないって。
単純に君が私を好きだって思うのは異性の友達が私くらいしかいなかったからじゃね？って思ってただけだよ』
「ほらみろ、ろくな事考えてねぇ」
そう言うとペパー君は私が離れた分だけ詰め寄って、少し遠くにいるアオイちゃんをチラッと確認したかと思うと私の頬を両手で包み込んで
それから…っ！？
音がしそうな程唇を吸われた。
いや絶対鳴ってた、下品とかそう言う問題じゃないはしたない音がする！
息継ぎに空けた口にヌルッとしたものが入り込んで好きかって私の口内を暴れて、舌を吸われて意味がわからないし酸欠で目が眩む
いや、いや待って欲しいどうなってる？え？何事？
息続かんのだけど、苦しいんだけど…っ！？
『っふ、んん…！へぁ、っ！』
「ん、ははっフワフワちゃんだなA」
意識が飛ぶギリギリで口を離したペパー君はうっそり笑って濡れた唇を軽く舐めとっている。
『は、ぁっはぁ…っ？』
彼を異性と正しく認識していなかったのはもしかして私の方だったりするんだろうか？
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ユキワラシ(プロフ) - ごーやちゃんぷるさん» 初コメありがとうございます！大好きだなんて言っていただけて大歓喜です！！再開後もご期待に添えるよう頑張ります！(´∀`) (2023年1月10日 21時) (
レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ごーやちゃんぷる(プロフ) - ついに本格的に再開ですかね？！初コメ失礼します！主人公ちゃんとペパー君の絡みとかアオイちゃんとの絡み大好きです！これからも無理しない程度で更新してくれると有り難いです！頑張ってください！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page22 id: 83514816a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキワラシ | 作成日時：2023年1月4日 23時
