衝撃の新入生 ページ14
Aside
ペパー君の衝撃発言を聞いてからは何だか色々面倒くさくなって、キャンプに行くこともやめて学園で溜まりに溜まった授業を消化する日々を過ごしている。
バトル好きなうちの子達が退屈するかもって心配してたけど、未だにあのナンジャモ配信のお陰か挑戦者は尽きない。
と言うかたまに新規のスター団らしき子達がしつこい勧誘の末によく勝負を挑んでくる。
今みたいにな
『もうちまちま4人も相手にするの面倒だし、全員でかかってくれば？団ラッシュみたいなもんでしょ』
「きー！ちょっと学年が上だからってムカつく！いいわよ、お望み通りそうしてあげるわ！！行きなさいミブリム！」
喚く下っ端ちゃん達の声を右から左にスルーしつつ、私が繰り出すのは最近参入したドラミドロ。
フェアリータイプとは相性が悪いけど、レベルが違うんでね。
『ドラミドロ、なみのり』
「ギャギャギュィー！」
「は、えっそんなのありっいやぁー！！」
「ミブー！！？」
周りを巻き込んでグランドの外まで流しきってから、褒めて褒めてと巻き付くドラミドロの顎下を撫でつつため息が出た。
『はぁ、ホント張り合いない子しかいないな』
「公共の場でなみのりなんて使うのはダメでしょー！
ってAじゃん！もー！バトルするなら私としてよ！！」
『あーあーまたうるさいのが来た…サッサとずらかろうかドラミドロ』
泥濘むグランドに苦戦しつつ走ってくるネモに頬を引きつらせていると、彼女の死角からもう1人の女の子が走り寄ってきてる。
『あの子、確かあの時ペパー君といた…』
「あの！！」
『…？わたし？』
「第一印象からきめてました！！付き合ってください！！」
ガバッと頭を下げながら握手を求める姿によく分からないまま手を握りかけて思考が止まる。
えっと、今なんて…ん？
「ナンジャモの配信見た時から好きです！！」
は？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキワラシ(プロフ) - ごーやちゃんぷるさん» 初コメありがとうございます！大好きだなんて言っていただけて大歓喜です！！再開後もご期待に添えるよう頑張ります！(´∀`) (2023年1月10日 21時) (
レス) id: c5899b6e8a (このIDを非表示/違反報告)
ごーやちゃんぷる(プロフ) - ついに本格的に再開ですかね？！初コメ失礼します！主人公ちゃんとペパー君の絡みとかアオイちゃんとの絡み大好きです！これからも無理しない程度で更新してくれると有り難いです！頑張ってください！ (2023年1月10日 21時) (レス) @page22 id: 83514816a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユキワラシ | 作成日時：2023年1月4日 23時
