Episode22 ページ24
Aside
ここまでは順調だ…。
私は足早に高い高い塔の階段をあがる
未来がみえると言っても、どのタイミングでそのアクションが起こるかわからないのだ
できるだけ…はやく白雪のそばにいないと
ばたァん！！！
A「まずい…!!!」
白雪のいる階にたどり着いたと思ったら公爵の怒声と共に公爵が白雪に掴みかかっているのが目に入った
A「白雪…!!!」
私は白雪を庇う様に後ろに隠したがそのまま公爵に突き飛ばされ、部屋に閉じ込められてしまった
白雪「どこをどうとっても悲しくない。確かにあなたの言う通り、本心では動けない時があると思う。でもそれなら私はあの人を全力でそんな目には合わせない」
公爵「…なっ。」
A「…白雪」
白雪は窓をあけ、足を窓にかけた
白雪「だいたい、何かを守ろうとしている人の懸命さも目に入らない地位なんて…。」
白雪「この見張り台より低いってーの！！！」
白雪が身を乗り出すが、私はその手を掴み部屋に引き戻した
白雪「…A！？」
A「…白雪の言葉。響いたよ」
私は胸に手を当て、ニコッと笑ってみせた
そのまま塔から飛び降りた
白雪「A…!!!」
腕に少し痛みを感じたが、そのまま潜水し鈴を探す
湖の水は綺麗だったが小さな鈴を探すには大きすぎる湖だった
息が苦しくなってきたが、息をするために水面に上がる時間もおしい。
が、何かに強引に引き上げられた
A「ぷはっ…はっ…はぁ。ってオビ？」
オビ「アンタなにやってんだ！正気か！？」
オビの目からは珍しく焦りの色がうつっている
A「鈴が、鈴がこの湖のどこかにあるの！お願い、一緒に探して」
オビ「鈴が？」
・
・
白雪「A！！あれを見て！ポポが！」
ポポが湖の1点の海上をくるくると回っている
A「オビ、あそこ!!!」
オビ「わかった。」
オビが鈴を湖から見つけ出し、ポポは無事に飛び立って行った
続く (更新停止中)
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メロ - だんだらくんさん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年2月4日 21時) (
レス) id: c7822b1b96 (このIDを非表示/違反報告)
だんだらくん(プロフ) - ボクオビが好きなのでお気に入り登録しました！面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: d49cafce35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロ | 作成日時：2019年1月29日 21時
