Episode20 ページ22
ＮＯside
オビ「…ちょ、Aどこいくの」
Aは真剣な顔つきでオビの手首を引っ張り薬室の前まできた
オビ「A？」
A「彼女の未来を。。見た」
オビ「……。」
オビは言葉を詰まらせた。
A「私、考えたの。今まで金儲けの為だけに人の未来を見てきた。でも、解決のための手助けならできる気がする。だって、未来を変えるわけじゃないもの。」
ヒイラギ「それは危険かもしれんぞ？」
Aの足元でいつの間にかヒイラギが毛繕いをしながら呟いた
A「危険ってどういうこと？未来を買えるわけじゃないのよ？今回の件は、白雪が解決のトリガーなのよ。だから、白雪の手助けをしないと。」
ヒイラギ「それは元々、禁術なんだ。むやみに未来を見る事はお前に負担がかかる。どんな災難が起きるかもわからない。しかも、お前が手を出せば、少しでも未来が変わる。」
A「それでもいい。私がやりたいの。命を落とすわけではないでしょ？」
ヒイラギ「まぁな。」
ヒイラギは前足を伸ばして伸びをした
ヒイラギ「事が過ぎるのを見ていた方がいいと思うぞ」
A「私が動けば救えることがあると思う」
オビ「ほんとに大丈夫かい？」
A「大丈夫。」
オビ「俺はAを信じるよ。これをすることも、止めない。でも、俺の目の届くところにいてよ。いざって時に守れないから」
A「わかった。」
A「じゃあ、白雪とゼンに話をしに行こう」
オビ「待って」
A「何？」
オビは真っ直ぐAの目を見て言った
オビ「A、運命の日のこと、君の力のこと、ヒイラギが人間の言葉を話す魔物だってこと。全て主達には秘密にしよう。あの人達はお人好しだ。余計な負担はかけられない。」
A「…そうね」
Aは深呼吸して薬室のドアを開けた
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メロ - だんだらくんさん» ありがとうございます！がんばります！ (2019年2月4日 21時) (
レス) id: c7822b1b96 (このIDを非表示/違反報告)
だんだらくん(プロフ) - ボクオビが好きなのでお気に入り登録しました！面白いです！更新頑張ってください！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: d49cafce35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロ | 作成日時：2019年1月29日 21時
