謝りキノコの双子の妹は陽泉にいるようです。【黒子のバスケ】

《５》初めまして、劉偉さん。 ページ6

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岡村「ここじゃよ」



『ありがとうございましたっ』



岡村「おう！じゃあまた放課後じゃ」



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『借りすぎたかな……』




図書館でいろいろ物色してみると面白そうな本が沢山あって気づいたら10冊も借りていた。



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顔が隠れるほどの本を抱えて私は廊下を歩いていた。









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ﾄﾞﾝｯ







『わぁ！』





ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ




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『スイマセン！！』




誰かにぶつかり持っていた本が床に落ちた。



ぶつかった拍子で尻もちをつき、慌てて本を拾おうとするとぶつかった人物が振り返った。




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劉偉「お前、体重軽すぎアル」




『えっと、劉偉さん？スイマセン！桜井Aです、前見えなくて、、』




劉偉さんは散らばった本を拾ってくれた。




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劉偉「チビのくせにこんな量持つからアル。半分持つアル。」



『いや、大丈夫ですよ！』



劉偉「いいから言うこと聞くアル」




『……はい、』



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『ありがとうございました、』




劉偉「大したことないアル」






教室まで本を運んでくれた劉偉さんはそのまま帰っていった。




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案外優しい人しかいないのかも……

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