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「日直のお仕事大変そうやなぁ...僕で良かったらなにか手伝うよ?」


『いや、大丈夫だよ鬱くん。ありがとう』


「そぉ?まぁAちゃんがそう言うんやったら」



しかし、いくら小学生にして女ぐせが悪い鬱くんと言えどもぐいぐい人を振り回すのではなく、ちゃんと人の話を聞いて寄り添ってくれるような優しさがあるわけで。
そういうところがモテる理由なのかなぁ。

とか思っていると、また鬱くんがそういえばさぁ、と口を開いた。



「最近、七不思議が流行ってるやろ?」


『そうだね。なに?鬱くん気になるの?』


「そりゃあそうや。願いが叶うとかめっちゃ夢詰まっとるやんか!」



そうなのかなぁ....とも思ったが、確かに本当に何でも夢が叶うというならとっても素敵....だと、思う。

それにしても、そこまで鬱くんが言うのならなにか叶えたい願いがあるのだろうか。
気になって訊いてみると、そうやなぁ、といって。



「うちは金に困って無いし、別に物が欲しいわけじゃないねん。でももし願いが叶うんやったら将来社長になれるように願うなぁ」


『社長?』


「そ、会社の社長。だって社長になったら今よりもっと偉くなって、今よりもっと金貰えるし」



鬱くんのお家はお金持ちなのにもっとお金持ちになりたいようだ。

でも随分大きい夢を持っているようだ。素直に凄いなぁと感心する。



「あ、でなでな、その七不思議の話なんやけど.....僕ら、」

「あぁぁぁあぁ!なにしとんねん大先生!!!」



また鬱くんが何かを喋りだそうとしたその時、とても大きな声が教室中に響いた。
...鬱くんが舌打ちしたように聞こえたのは気のせいだろうか。

その声が聞こえてから直ぐにロボロくんがやってきて、その後ろからゾムくんトントンくんコネシマくんがついてきた。



「Aちゃん大丈夫か?なんもされてないか??」


『だ、大丈夫だよ』


「そうやぞロボロ、俺とAちゃんは楽しくお話してただけや!」



それはあながち間違えでは無いのでそれを認めたくなくて誤魔化すように小さく笑った。
すると、どうやら勘違いされたようで、トントンくんが「Aちゃん困ってるんでちょっと黙っときましょか〜」と鬱くんの襟を掴んで無理矢理私から距離をとらせた。





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メロディ(プロフ) - 翡翠さん» いえいえ〜こちらこそリクエストありがとうございました! (4月29日 10時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - リクエストに答えてくれて、ありがとうございます! (4月29日 9時) (レス) id: 48eb906cb5 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» rdですか....分かりました!書くかは分からないですが考えてみますね〜!教えて頂きありがとうございました! (4月20日 17時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
らのらの - メロディさん» はい!お願いします!ところで「花吐き病」を奇病のやつとしてやるのなら夢主さんがらっだぁさんに恋をして________というのを見てみたいですね!別に誰でもいいのですが……自分、らっだぁさんが推しなので…! (4月20日 11時) (レス) id: 194ccaa0c1 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» 「花吐き病」ですか....。確かにタイトル的にもあってますね〜!教えて頂きありがとうございます!調べてみますね〜! (4月19日 13時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メロディ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/merodexi032/  
作成日時:2020年1月26日 21時

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