占いツクール
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Aは占い師だとcoした。


他にも占い師は何人かいて、もちろん本物は一人。




その本物は、彼女ではなかった。ただ、それだけ。
俺はあいつが占い師だと信じていたのに、今日、破綻した。



もうあたりは暗く、日も沈んでいて、眩しい位に白銀の月光が辺りを神秘的に、そして不気味に照らしている。
俺がいくら呼びかけても、やはりAは止まらない。確実に一歩一歩、処刑台(死の階段)へと向かって行って。



そして、一番上へとたどり着いたAはゆっくりこっちを振り返った。



「っ....」


「緑色、あいつは人狼なんだぞっ」


「うるさいっ!」



あいつの髪は、月とは真反対の黒色で、いつも見ていた筈なのにとても違うものに見えた。

俺はなんとか俺を宥めようとする他の村人に怒鳴る。
あまり普段は怒鳴ったりしない俺に気圧されたか、一瞬力が緩んだ隙を衝いて俺は村人たちを振り切ってAの元に向かった。



急いで階段を駆け上がり、Aの元に着くと肩を掴んで揺らしながら問い詰める。



「な、なぁ、お前が人狼なわけないよな?嘘だよな?だって、だってずっと一緒に....。そんな、そ、そんなっ...。な、なぁ噓だって言えよ!!」



殆ど叫びに近いそれは、辺りに響くとやがて静寂が訪れた。
俺の瞳からは涙がぽろぽろと零れ落ちるが、それを拭く余裕なんて無かった。

Aは終始俯いていたが、やがて顔を上げて俺をジッと見つめて。



『......ごめん』


「...え......っ」



その言葉の意味を理解する前に、俺の胸はどんっと押され、バランスを崩した俺は後ろに倒れていく。

後ろが階段だったこともあり、後ろに倒れ落ちた俺は体の色んな所を打ちながら転がり落ちて、階段の途中で止まった。

痛む体を振るい立たせ起き上がると、俺の周りには村人たちが集まり、俺を含めた全員がAの方を見た。





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▽→←事実は何よりも残酷である 【md】



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メロディ(プロフ) - 翡翠さん» いえいえ〜こちらこそリクエストありがとうございました! (4月29日 10時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - リクエストに答えてくれて、ありがとうございます! (4月29日 9時) (レス) id: 48eb906cb5 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» rdですか....分かりました!書くかは分からないですが考えてみますね〜!教えて頂きありがとうございました! (4月20日 17時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)
らのらの - メロディさん» はい!お願いします!ところで「花吐き病」を奇病のやつとしてやるのなら夢主さんがらっだぁさんに恋をして________というのを見てみたいですね!別に誰でもいいのですが……自分、らっだぁさんが推しなので…! (4月20日 11時) (レス) id: 194ccaa0c1 (このIDを非表示/違反報告)
メロディ(プロフ) - らのらのさん» 「花吐き病」ですか....。確かにタイトル的にもあってますね〜!教えて頂きありがとうございます!調べてみますね〜! (4月19日 13時) (レス) id: 1e2bac22f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メロディ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/merodexi032/  
作成日時:2020年1月26日 21時

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