梅色の声優彼氏さん【梅原裕一郎】

佐藤と控え室 ページ9

あ。



「梅原」



斉藤「梅ちゃん！梅ちゃんも出るんだね、このアニメ！よろしく〜」




梅原「出るんだよ、それより近いわお前ら」



「イチャついてないよう、そーまくんは女友達」



斉藤「そーそー、心配しなくてもそんな関係とかじゃな、え、女って言った？」



そーまくんの肩に腕をのせる。

梅原がうわっ、という顔をした。



「心配しなくていいよ梅原、私梅原しか見てないから」



梅原「」



「ドキッとした？」




梅原「してない」



「釣れないなー」



すると。



斉藤「もう2人ともなんなの！？見てるこっちが恥ずかしいんですけど！？梅ちゃんもドキドキしてないとかいいながら耳真っ赤ですけど！？もうこっちが恥ずかしいからーーーーーーーーーーー！！」



そーまくんが顔を真っ赤にして出て行ってしまった。
なにそれかわいい。



梅原「………」



「…………」




少し前の発言を後悔した。
少し調子に乗りすぎた。



なに、梅原しか見てないって。



「うめはら」





梅原「ん？」




「ふざけてごめん」




梅原「べつに怒ってないよwなに謝ってるの」




「嫌じゃなかったかな、と思って」




梅原「嫌じゃないよ、嬉しかった」




「…ん、ならいい」




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佐藤A、場の空気に流されると積極的になる傾向があるようです。

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