【歌い手】人魚姫は吸血鬼に愛される【男主】

覚の目線　リクエスト-1　○○はお好き？ ページ46

呼べば何の疑問も持たずに寄ってくる。例えそれが俺じゃ無くっても。



つぷ、と球体を一つずつ飲み込ませていく。鼻歌交じりに、時々棒状のオモチャで押し込んで、また飲み込ませていく。見上げてくるAの視界を塞いで、もう一つ、もう一つ意識させるように。



「luz君、A知らない？」
「Aなら、昨日夜更かししたらしくって。今俺の部屋で寝とるよ？」

適当な嘘をついて、部屋に戻る。
ベッドの上で、芋虫みたいになってるA。目隠しされて、動きも制限されて、身体中に訳解らんモノ付けられてるからビクビクして。可愛いったらありゃせんわ。

「A、オモチャは気に入った？」

お尻から伸びたコードを引っ張って意識を向けさせる。太股に貼り付けてる複数のリモコンと、お尻から見えてるオモチャ。仰向けにしてお腹を撫でてあげれば腰を跳ねさせるけど、塞き止められたそこからは何も出ない。

「Aがいけないんよ？最近かまってくれんもん」

ゴムでくびりあげて充血させた胸に、余ってるオモチャを擦りつければイヤイヤと首を振って逃れようとする。こわい、こわいって言うくせに、ちゃんと感じてる。
コツコツとお腹の中を占領してるオモチャをつついて、Aの気持ち良くなっちゃうトコロに押しつけて、ごりごりごりと擦りつける。爪先までピンと伸ばして、ヨダレ垂らして、イっちゃうのを何度も寸前で止める。さっきはただの球体だったから、今度は振動するオモチャで遊んで、寸止めして、確実に狂わせる。

「Aには言ってなかったけど、Aを最初に連れてきた時、脱走せんよう、スタンガン持ってたんよ？」
「はーい、ビリビリするよー」

戒めてる金属部分に、最弱の電流を流す。釣り上げられた魚みたいに、びくびくしてシーツの上で跳ねるA。

「出さないで、イけるようになったんやね？可愛いなぁ」

小さいけどオモチャで弄ばれたAのからは何も出ていない。まぁ、オモチャ突き立てられてるなら無理やろうけど。

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