【歌い手】人魚姫は吸血鬼に愛される【男主】

化け狸の目線　※ ページ17

隣の部屋で、志麻とセンラがやってる。んで、俺はそれに宛てられてる。なんでわかるかって？ルームシェアしてるから。
そんな俺達を知ってか知らずか、俺の嫁の坂田は呑気にベッドで寝てる。動物系じゃないから宛てられてないっぽい。

「さーかーたーぁ」
「んんー……」

いいよもう！旦那さん勝手にするからな。
志麻から何故か貰った、ピンポン球を連ねたようなおもちゃにローションをまぶして、無防備に寝てる坂田の後ろに１個ずつ押し込んでいく。時々声が甘くなっていくのがゾクゾクさせる。
ラスト１個も押し込んだけど、こいつどんだけ鈍いんだって話だよな……腹を俺以外でぎちぎちにしてるくせに。

「つっこんじゃうよー？」
「っふふ」

楽しい夢でも見てるのか口許が笑っている。笑ってる顔が可愛くって仕方ない。でもさ、宛てられちゃったらけっこうしんどいんだよね、これ。
おもちゃ突っ込んだはいいけど、これじゃあ俺のはいるスペースが無い。指で押しつけたり掻き混ぜたりしても時折上擦った声が上がるだけで。
つまらなくなって、ずりゅ、と音を立てて引き抜けば甘く内股を震わせて達する。邪魔なものは取り去った。起きる前に、ね。

「ふ……っぁ」

片足を担ぐようにして、自分のを坂田のなかに挿入する。ぐちゅ、と音を立てても眠りが深いのかまったく目を覚まさない。半分まで挿入しても、変化無しで……こいつ本当に鈍い。

「あ、これ、“すいかん”ってやつ？」

眠ってる相手にするって、ちょっと興奮……あ、坂田の可愛くなるとこを無意識に刺激してたらしい。小さく呻いて達してるのに、まだ寝るんだ？
脚を掴んで最奥まで挿入する。中途半端に抜いて一息に挿入してみたり、一緒に坂田のをぐりぐり爪で抉ってやると締め付けが強くなる。

「ぅやさん……？」
「おはよ？」
「なにして……ん！？」
「すいかん？」

髪と同じくらい顔を真っ赤にして、金魚みたいに口をぱくぱくさせている。はいっている事を意識させるためにヘソのあたりを腹の上からノックすれば戸惑いながらも甘く啼く。

「坂田が寝てるうちに、何回いったと思う？」
「いっ、てない！にゃいっ、って、うぁ、うりゃしゃ、ごんって！ひぁあっっ！！」
「うん。坂田、奥ごんごんされるの好きでしょ？」

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