彼の異名は戦場の不具合“フィールドバグ”【ブルーロック】

44_初めまして世界 ページ44

《さて、これにてお前らの二次選考は終わりだ。

お前らは二次選考で、化学反応を起こすための原理を学んだ。

さぁ次は三次選考。

まずは手始めに24時間後。

世界選抜との5VS5マッチといこうか。


檻の中の蛙どもよ、世界を知る時がきた。》

ーーーーー


【フィジカルルーム】


『世界選抜だって、凛。』

凛「おう。それがどうかしたか。」


『んー…てかさ、

真ん中のやつ誰やったっけ？あいつだけ思い出せへんねん。』


凛「あー…フランスのジュリアン・ロキ。神童っつー異名。17歳の。」

『へー、なんか強そう。神童！てか一個上…。』



凛「そうか？俺はフィールドバグの方が好きだけどな。」

『凛がデレた！？ごめん明日死ぬかもしれへん、お墓頼むわ。』

凛「勝手に死んどけ。」

『…って、さっきから気になってたんやけど…。



世一くんどうかしたん？』


潔「いやっ…っ…早くお前らに追いつくための手始めにマネを…っ意外ときついなこのポーズ！」


凛「意味ねぇだろ。」

潔「いやあるかもしれないじゃん！」

『ほんま二人は犬猿の仲やなぁ…ほんじゃまぁ、俺お風呂入ってくるわ。』


凛「ん。」

俺たちはまだ知らない。


世界の遠さを。

ーーーーーー

ｸﾞｯｸﾞｯ

試合のために腕を伸ばす。

『今思ったんやけどサッカーやるのに腕のストレッチいる？』


凛「じゃあやるなよ。」


蜂「ついに来たって感じだね！いーさぎ！」

潔「あぁ！(俺の新しい技、試す時！)」


蟻「どんなオシャなプレーが見られるか…楽しみだ…。」


ｳｨﾝ


蜂「お！来たっ！！」


ダ「ブハッ！


Damn they’re scrawnier then I thought!」

｛思ってたよりヒョロヒョロだな！｝


【ブラジル代表《重戦車》
　 ダダ・シウバ】

ア「See?
The Japanese aren’t known to be muscular at all.
Now pay up that 10 grand you owe me.
You lost the bet!」
｛言ったろ？日本人は筋肉がつきにくい民族だって。
賭けは俺の勝ちだ。一万ドル。｝

【イングランド代表《ゲットゴールジャンキー》 アダム・ブレイク】

凛「『ﾋﾟｸｯ』」


蟻「英語…か？」

蜂「俺英語分かんないや。」

潔「俺もだ…何言ってんだろ？」

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