柔らかい朝 ページ37
うるせぇ目覚ましの音で目を覚ますと、俺の腕の中ですやすや眠るAが目に入る。
ト｢かわいい...｣
昨晩の情事のおかげで邪魔な布のない柔らかな肌を手のひらで楽しんでいると、くすぐったかったのかもそりと動いた。
『んん、』
ト｢A、おはよ｣
『やぁ...もうちょっとだけぇ...』
ト｢いつももうちょっとで起きないでしょ？笑｣
胸の下からおへそを通って、そのまま...なんて邪な手の動きをしてみると、コンコンと扉がノックされた。
チ｢ご飯出来てまーす｣
ト｢んー、起きる｣
チ｢ストレッチする時間くらいなら全然待ちます〜笑｣
ト｢うるせぇよ笑｣
勿論チーは昨晩の事なんかわかり切ってるだろう。未だ目をつぶったままのAを起き上がらせて、服を着せる。
ト｢早く服着ないとチーが扉開けに来るぞ？｣
『んん...』
ト｢...鍵空いてるぞ〜？｣
『はっ！だ、だめ！！』
ト｢いひひっ！嘘、早く服着て？笑｣
『んもぉ...おはよぉ...』
お互い服を着た所でそっと抱き締めると、嬉しそうな顔してもたれかかってくる。あー朝からまじ俺の彼女天使...
『ともくんの夢見てた〜』
ト｢どんな夢？｣
『ともくんとデート行って、一緒にクレープ食べて、皆の分タピオカ買って帰って来る夢』
ト｢それだけ？笑｣
『...そのあともちょっとあったかもしれない』
頬を染めてモゴモゴと言うのを見て、つい頬が緩む。
ト｢Aちゃんのえっち〜｣
『ちっ！違うもん！！いつも見るんじゃないもん！昨日したから！たまたま夢に見ただけだもん！』
ト｢カマかけただけなのにえっちな夢見たって教えてくれんだ？笑｣
『はっ！ともくんのばかー！！』
ト｢いひひひ〜、俺もそんな夢見たから一緒だけどな〜？｣
『ほんと？』
ト｢ほんと。｣
『ともくんのえっち！』
ト｢宣戦布告？全然いいけど？｣
服の中に手を突っ込むと慌てた様子でマシンガントークが始まる。
『嘘！ほんとに！思ってない！あっ、ちょ、朝だからぁ！！待って！ごめんね！嘘だから！！』
ト｢あはははっ、朝から元気だなぁ笑｣
手を引いて扉を開けると目の前にキイチとカンタ。気まずそうな2人は視線を泳がせてる。
チ｢ねー？富永さんとふぅちゃん呼んでって言った...じゃん？｣
カ｢やぁ...あの...気まずくて...｣
ト｢ひひっ、聞かれてたらしいぞ？笑｣
『〜っ！！！カンタさんとキイチくんのおバカー！！！』
キ｢ち、違うっすよぉ！？｣
カ｢気まず...｣
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» 某YouTuberさん？どなたでしょう？いつもいつも暖かいコメントありがとうございます！！ (2019年10月8日 14時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 今日挙げられたお話のタイトルで、某YouTuberさんの動画を思い出しました。毎回コメント出来てないけど、ほんと面天癒される。 (2019年10月8日 13時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - じゅんりさん» もうそろそろです〜！私は待機組です！是非目いっぱい楽しんできてください！ (2019年9月29日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 海月さん» フラグは立てていくスタイル (2019年9月29日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 珊瑚樹茄子さん» ありがとうございます！言葉選びで褒めて貰えるの嬉しいです！ (2019年9月29日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年5月22日 12時
