エピソード32 ページ33
ジ「私、近々結婚するのよ。」
『結婚…』
ジ「ええ、政略結婚だけど。
私の家は裕福な方だから、舞踏会を定期的にや
るの。
私によってくる人達はみんな、地位やお金しか見ていなくて、嫌気がさしてきていたわ」
そんなある日、
今日も、やってくる人達からは、この国の姫としてしか見られなかった。
涙をグッと堪えて、母の趣味であるガーデンに足を向けた。
まだ小さかった私が隠れるにはもってこいの場所だった。
そこに、彼が現れた。
？「どうかしたのかい？」
ジ「中に戻ったら、みんな私のことを姫としか見てくれない。1人の人間として見てくれないなんて、私はこの国のお飾りでしか無いわ。」
涙を見せないように顔を背け、投げやりに告げる。
？「…僕は、こんな綺麗な月の日に、お偉い様のパーティなんかと思っていたけど、こんな綺麗な場所を見つけることができた。
だから、ありがとうございます。姫」
その時の彼の笑顔に、私は純粋に嬉しいと思った。
気づいたら、涙は引っ込んでいた。
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にゃんこ(プロフ) - 更新頑張って下さい(●´∀｀●)∩ (2019年11月9日 12時) (
レス) id: 95b1a6965a (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - 更新停止....悲しいですが待ってます帰ってきてくださいね (2019年10月5日 13時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - すいません！ゴールド・ロジャーではなくて、ゴール・D・ロジャーではないでしょうか…？ (2019年8月9日 2時) (レス) id: e9274eb305 (このIDを非表示/違反報告)
唄 - 遊星さん» ありがとうございます！明日には復帰できるので、楽しみにしていて下さい。これからもよろしくお願いします！ (2019年7月5日 19時) (レス) id: 63eb2ba579 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年6月21日 15時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄 | 作成日時：2019年6月5日 19時
