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その後、何やら廊下の仕掛けを解き地下への階段が現れ、真っ白の無機質な通路を歩いて約5分。
黒い扉の前でクロノさんはピタリと止まった。
クロノ「ここです。入ったらまず自己紹介。あと、若頭は潔癖症なんで触ったら殺されやす」
こわ。若頭こわ。
いやしかし注意事項を教えてくれるなんて優しいじゃないかクロノさん。見直したぞ。
緊張しながらもクロノさんがガチャリと扉を開け、中に入ることを余儀なくされる。
クロノ「オーバーホール、連れて来やした」
部屋の黒いソファーに座っていたのは、見た感じとても若い男性だった。黒いYシャツに白いネクタイ。それから赤いペストマスク。口元はマスクのせいでわからないが、恐らくイケメンに分類される容姿だろう。
しかしこの組にはペストマスクをつけなければいけないルールがあるのだろうか。
オバホ「お前がクロノを助けた高校生か」
不本意ながらな
『はい。累糸Aといいます』
オバホ「そうか、俺はオーバーホールだ。礼を言いたい。そこに座ってくれ」
『失礼します…』
向かいのソファーに腰かけ、私はオーバーホールさんと目を合わせる。
オバホ「部下を助けてくれたこと、感謝する。お前が応急処置を施さなければそこの男は死んでいた」
クロノ「………」
本当に不本意ながら助けられたみたいな顔をしているんだろう。何となくわかる。なんて失礼な烏なんだ。
『いえ。
それで、私をここに呼んだ理由を教えてください』
オーバーホールさんは少し屈んでその長い指と指を絡ませ合った。
オバホ「単刀直入に言う。
うちの組に………
死穢八齋會に入らないか?」
………
ラーメン生クリーム増し増しでお願いします(^o^)
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ANA - 推しが!!!尊い!!////更新楽しみにしてます!頑張ってください!O(≧∇≦)O (2019年8月20日 17時) (レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
零 - とても素敵ですね!!クロノさんと治崎さんの優しさが目にしみます。ゼロさんのお話、とても面白いので、お忙しいとは思いますが、良かったら、更新お願いします。続きを読める事を楽しみにして待ってます。 (2019年4月29日 9時) (レス) id: 2fa8d71e18 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - ゼロさん» 今更ですが、私もクロノ好きですよ!あ、トウヤ君も!同率1位で好き、、、 (2018年11月18日 20時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 - おおおおお推しが!推しがああああああああああああああ!!!なんて面白い小説なんだ…更新頑張ってください! (2018年10月10日 7時) (レス) id: c7686fef14 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - オーバーホールが大好きで!!!!ほんとうにありがとうございますorz!!! (2018年9月29日 18時) (レス) id: b2c40a5e33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゼロ | 作成日時:2018年4月10日 21時