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＊6 ページ8
Aside
岬「A、HAPPY VALENTINE！！」
『え、あ、そっか』
忘れてた。笑
岬「もぅ、忘れてたの???」
『え、あ、うん。』
“渡す人がいなくなったからね”
そう言おうとしたが、すんでのところで飲み込んだ。
それは岬だって同じだから。
岬「まぁ若い頃はね、毎年楽しみにしてたけども！」
“それって手越君といた時……??”
その言葉も飲み込んだ。
私だって、あの頃はとっても楽しみだった。
貴久、私の作ったやつ喜んで食べてくれるかなぁって。
周りの女子からもきっと貰ってたはずだけど。
そう、昔は……
楽しかったなぁ
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