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「若利、マック美味かったか」




「ああ」




「俺さ、将来若利がチェーン店にも行けなかったら困るから今度はサイゼリア行こうな」





「?ああ」






俺と若利は並んで歩く
身長差がと顔のでき方が対比で違うためすれ違う人にチラチラとこちらを見られるのがわかった
昔はこんなこと無く、同じ身長だったんだけどな、何故かこんなにも若利は成長した
いや、俺も成長してるけどさ、遅いんだよね







「…若利はさ、もしバレーができなくなったらどうする?」





その質問をした瞬間に若利はこちらを見て





「できなくなる心配はない」




「や、そうじゃなくてさ」





俺はあー、と頭を搔く
こういう時なんて言えばいいのか、若利にはどうすれば伝わるのか


唸っていると若利が俺の背中を押した
圧倒的若利の方がパワーがあるため俺は少しよろける






「ちょ、何すんだよ、びっくりすんだろうが」






「俺には、Aがいるだろう」






俺は思考を停止させた

へ??俺がいる?なんぞよ





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「バレーができなくなってもAはいるだろう?」





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若利は真顔で俺に言う


いつも思うがこれは本当に狙って言っていないのか
疑うよ、天然の域越えてるよ







「…俺は、若利がもしもバレーができなくなったら、何もしてやれないかもしんないよ」








「?一緒に居てくれないのか??」







「ええっと、そうじゃなくてさ」








あああっ!!と声を上げてしまう

だってこんなことツラツラ言われたら照れるしウザいし誰だって困るでしょーがよ!!








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「…ほら、寮着いたから」






じゃあな、と手を振って部屋に入ろうとする


が、







「A、まだ一緒に居てくれると、助かる」








俺の肩に手を置いて言った

俺は若利の顔なんて見れなかったし見たら泣いてしまいそうになったから

幼馴染みにも大切な人ができる、俺にも大切な人ができる



その人物が現れたら俺達は必要ではなくなってしまうのか


幼馴染みであり相棒の若利はいつまで俺のそばに居てくれるのか





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覇月@ILOVE 青峰&リクオ(プロフ) - 頑張ってください!!応援してます!! (2017年4月5日 21時) (レス) id: ce7c31f5ec (このIDを非表示/違反報告)
衣屋 - 牛島若利好きなので嬉しいです!番外編楽しみです! (2017年4月3日 23時) (レス) id: a4f5ca556f (このIDを非表示/違反報告)
琉果 - 番外編楽しみにしてます! (2017年3月31日 10時) (レス) id: 04146746f4 (このIDを非表示/違反報告)
小夜 - 番外編読みたいです書いてくださいお願いします (2017年3月30日 19時) (レス) id: b5f3f1aed9 (このIDを非表示/違反報告)
零優 - 番外編を書いて欲しいです!お願いします!! (2017年3月30日 13時) (レス) id: 82ad37b468 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:騎虎 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/mkf0gl  
作成日時:2017年3月20日 21時

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