目黒さんの家政婦です (ページ8)

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目「とりあえず今日はもう遅いから寝よ」

　『あ、そうですね』

目「部屋こっち」

　腰を上げた目黒さんについていく

　

目「ここ、好きに使っていいから」

　『ありがとうございます』

　この部屋も広い

　私には広すぎるくらい

　でも、、、

　

　『家具、全部そろってあるんですね』

　ベットも、テーブルも、ソファにテレビまで

目「あーー、うん

　、、、前まで住んでた人いたから」

　
　

　あ、触れちゃいけないところだ

　鈍い私にでもわかる

　『そう、なんですね』

目「俺の部屋となりだから何かあったら来て」

　『ありがとうございます』

目「じゃあ、おやすみ」

　『おやすみなさい』

　目黒さんが部屋を出ていくのを見届け

　ベットに腰をかけた

　『このベットもふかふかだー』

　ぼーっと部屋を見渡してみる

　この部屋、綺麗にしてる

　最近まで住んでたのかな

　
　それとも定期的に掃除されてるのかな

　あ、ベットのシーツの柄、小花柄だ、

　女の人、、、？元カノさん、、、？

　『ん～、もう考えないでおこう』

　変に詮索するのはよくないよね

　とりあえずスマホ、、、

　『壊れてるんだった』

　ダメもとで充電してみよう

　線をつなぎながら

　明日の朝にはスマホついてますように

　と願った

　『もう、寝よう』

　疲れてたのか、目をとじるとすぐに眠りについた

　

　