【voice】10 ページ10
珍しくプロセラルームのソファーに座っていた黒い王様。
隼「始、どうしたのかな？」
始「隼か…そういえばお前たち…あのカップ…」
隼「カップ…？」
始「マグカップだ。この前、たまたまお前らっぽいいいやつ見つけたから買って、Aに渡したんだが…聞いてないのか？」
僕は頭の中にハテナを浮かべた。そういえば、最近見慣れない優しいブルーとピンクのマグカップが食器棚に並んでいた気がした。ついでに言うと、可愛かったからこの前ミルクティーを入れるときに使った。
隼「…ま、まさかとは思うけど…始からのプレゼント…？」
始「…アイツ、お前には言わなかったんだな。正解なような気もするけど…」
隼「はーじーめー！ありがとう！！僕とお姫様のために！！！！あんな素敵なプレゼントを！僕たちも何か始にプレゼントするよ！」
始「何もいらない。お前らが幸せそうならそれでいい」
僕は始の言葉に開いた口が塞がらなかった。だって、始が…そんな…。
『ただいま…って何やってんの』
始「お前、隼に言わなかったな？」
『…あー、忘れてたわけじゃないんだけど…ほらタイミング見計らおうかと思っててね』
隼「お姫様！？僕に言ってくれないなんて！！でも始の口から聞けて嬉しかったよ！僕たちも始に何か贈り物しよう！？何にする？」
お姫様は僕をスルーして始の隣に腰を下ろす。
『何用で来たの？』
始「あ、いや…海に用があったんだ」
『まだ帰らないんじゃない？暇を持て余した王様なんて珍しい』
お姫様と始がひとつのソファーで座って話してる。なんて素晴らしい時間なんだろう！！！僕はその光景を楽しみながら、3人分の紅茶を淹れた。僕もあとで話に混ぜてもらおう。
fin
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更新が遅くなりした…！これで１つのお話が終わります！クリスマスなので２つ更新しました！！メリークリスマス！次のお話はまだ全く作ってないので、また更新し始めたら遊びにいらしてください！
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mel(プロフ) - 唯花さん» お返事遅くなり申し訳ありません。リクエストありがとうございます。書いてみますのでお待ちいただけますと嬉しいです。 (2019年9月23日 12時) (
レス) id: cd9818e417 (このIDを非表示/違反報告)
唯花 - できれば空のお話が読みたいです。 (2019年6月1日 21時) (レス) id: 1cf2f285a8 (このIDを非表示/違反報告)
mel(プロフ) - まるさん» ご指摘有難う御座います。外したつもりで外れていませんでした。外して参りました。以後、しっかり確認してから作品作り致します。 (2018年10月30日 21時) (レス) id: cd9818e417 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月30日 21時) (レス) id: 1f40b9752d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mel | 作成日時：2018年10月30日 19時
