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『と、とにかく! 桃湖っ、服買ってきてくれてありがとう!』

そう言ってにこりと笑った文乃ちゃんの周りからハートが出現し、それはゲージに吸い込まれていく。

「レベル3まであと半分か〜……今日中にいけるかな?」

そう呟きながら、私は文乃ちゃんの頭を撫でる。
頭を撫でてる時のこの文乃ちゃんの照れた顔がもう、凄い可愛くて何度も撫で撫でしちゃうな……。
すると文乃ちゃんの頭の左上にモコモコとした吹き出しが出現し、私はそれをタップする。

『ねぇ桃湖、お風呂入りたいから一緒に来てくれないかな?』

「……えっ!?」

一緒にって……身体を洗ってあげるってこと!?
そう思いながら画面をタップすると、部屋からお風呂場に背景のイラストが変わる。そして画面中央には、バスタオルを身体に巻いた文乃ちゃんがいた。

「……さ、流石に裸にはならないよね」

苦笑しながらそう呟いて画面をタップすると画面の右上にシャンプー、左上にシャワーのアイコンが表示され、右下からクロハと吹き出しが現れた。
……っていうかこれ、クロハ普通に文乃ちゃんがお風呂入ってる所に来てるけど大丈夫なの?

『「シャンプー」のボタンをタップして、身体を洗ってあげてください』

そう言われてシャンプーのボタンをタップしてみると、泡が所々についた黄色いスポンジが文乃ちゃんの左上に出現し、私は指でそれをスライドして文乃ちゃんの頭を洗ってみる。

『あっ、頭は後で自分でやるから、身体の方をを洗ってくれないかな?』

文乃ちゃんにそう言われ、私は顔から下を洗ってあげる。そうすると文乃ちゃんの身体は泡だらけになっていき、文乃ちゃんはやがて自分から後ろを向き、私は文乃ちゃんの背中を洗う。
そうしていると再び文乃ちゃんはこちらを向き、クロハから吹き出しが現れた。

『「シャワー」をタップして、泡を洗い流してください』

私はシャワーのアイコンをタップしてエネちゃんの左上に出てきたシャワーを指で文乃ちゃんの頭から下にスライドさせ、泡を洗い流す。

これ終わったら私もお風呂入ってこようかな〜、そろそろ沸くだろうし。
そう思っていると泡を全て流し終え、文乃ちゃんの周りにはハートが浮かんでそれらはシャンプーとシャワーのアイコンの間にあるゲージに吸い込まれ、ゲージの5分の4がピンク色に染まった。

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  • 恋愛運: ★★★☆☆
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設定タグ:カゲプロ , 育成ゲーム , アヤノ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:天ノ川夜月 | 作成日時:2018年4月14日 18時

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