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第18夜。 ページ18

破壊音が里に響く。

朝霧が音のする方を振り返ると、一軒の屋根が崩壊していた。

里には警鐘が鳴り響く。

厳重に隠されているはずの刀鍛冶の里の襲撃。

「………そうなると十二鬼月か。」

上弦の鬼との交戦も視野に入れながら屋根の上を移動する。

着いた時には、既に戦闘は開始されており、炭治郎と禰豆子、そして不死川実弥の弟の玄弥が上弦の肆と交戦していた。

「分裂とは気色が悪い。」
「朝霧さん!!!」

炭治郎が斬った方の鬼、可楽が分裂したのを朝霧はさらに切り刻む。

その際に矢張り美しい刀身は鞘に収められているように見える。

その光景に可楽は目を見開いた。


「お前をどこかで見たことがあるぞ?」

可楽は朝霧を見上げて楽しげにそう言い放った。

「俺はお前に会ったことなどないが。」

目の前に対峙する可楽を静かに見下ろす。
確かに朝霧の記憶では過去に上弦の肆と交戦した記憶は何処にもなかった。

「いいや、二十六年ほど前にもお主は居らなかったかのう?しかし、その五年後ほどには葬られたと聞いたが…。」
「ごちゃごちゃうるせぇよ。」

朝霧の口調が荒々しく変貌する。
殺気は膨れ上がり、己を圧倒するそれに可楽は身を震わせた。

「そう!光の呼吸を使う者!お主だったか!あのお方が探しておられるのは!その風貌に荒々しい口調、そして何よりその剣技!見つけた!見つけたぞ!あさぎ_」

その先を言わせないとでも言うように、朝霧は日輪刀を抜刀し、その舌を斬り裂いた。





「光の呼吸 壱ノ型____月華閃閃(げっかせんせん)

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天麩羅 - わわわ更新されてるぅぅううう!! (2020年3月15日 22時) (レス) id: eb9a0c61ed (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - わぁーーーぁああああ!面白いぃぃぃぃいいいい!更新頑張って下さいぃいい!! (2020年3月14日 22時) (レス) id: eb9a0c61ed (このIDを非表示/違反報告)
小坂谷 真夜(プロフ) - いおりさん» ありがとうございます。そのようなお言葉本当に嬉しい限りです。 (2020年2月1日 22時) (レス) id: 79a8fd2e1c (このIDを非表示/違反報告)
いおり - めっちゃどタイプの小説きたーーーっ、これからも期待して待ってます。更新頑張ってください (2020年1月12日 14時) (レス) id: bce55b4438 (このIDを非表示/違反報告)
小坂谷 真夜(プロフ) - mo4さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 79a8fd2e1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小坂谷 真夜 | 作者ホームページ:@lotus_1022  
作成日時:2019年9月9日 22時

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