FILE250:まだ知らない ページ8
『うーん、どうなんでしょう…。降谷さんに良く似た人なら知ってますけど、流石に本人じゃないですよね?名前違いますし』
本人だけど、めっちゃ本人だけど!
「降谷に似た人か?」
『はい、その人毛利探偵事務所の下の喫茶店でアルバイトしてる人で、毛利探偵の弟子なんですよ!』
「喫茶店でバイトか…アイツだったら想像つかねぇな」
「だよなぁ、無闇矢鱈に笑顔なんて振り撒かねぇもん」
『結構イケメンなんですよー。笑顔もキラキラしてるし、なんなら試しに今から行ってみます?』
「お、いいねー!行こ行こ」
「どんだけゼロに似てるか見てやるぜ」
『あ、勿論ですけど似てなくても文句言わないで下さいね?あくまで松田さん達が言ってた降谷さんの特徴の金髪、碧眼、褐色肌っていうワードがたまたま一致しただけなんですからー』
「わぁってるよ!」
「それじゃあ善は急げ、行こっか」
萩原さんが席を立ち伝票を持ちレジに向かって行く。
『え!萩原さん!?自分の頼んだ物くらいは自分で払いますよ!』
「いーのいーの!こういうのは男に払わせるもんだよ?」
『え、でも…』
「いーんだよ!萩、ゴチになるぜ!」
「萩原ご馳走さん!」
「えー、お前達も!?…まあ良いけどさ」
「つーわけだから、奢られとけ」
そんな事を言われたら頷くしか無かった。
『は、はい…萩原さん、ご馳走さまでした』
「はいはーい♪」
カランカラン♪
「ありがとうございましたー!」
「さーてと…で、その喫茶店ってどこにあるの?」
『あ、はい!案内しますねっ!ここからしばらく歩くんですけど』
「平気平気!俺達Aちゃんと喋ってるし!」
『そ、そうですか?面白い話とか全然出来ませんけど』
「いーのいーの!それじゃあ行こっか!」
『は、はい』
?「か、彼女だ…!やっぱりこの街に居たんだ!で、でも何でアイツ等なんかと…」
遠くの方から彼女を見ていた何者かがそう呟いていた事を彼女自身は知る事は無かった。
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もちもちアイスクリーム(プロフ) - え、めっちゃ最高でした!! (4月8日 12時) (レス) @page50 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - karionさん» コメントありがとうございます(^。^)次回作は安室さんです!いろんな案が出過ぎているので悩み中…。割とキャラが病んでる描写が好きなのでキャラ崩壊ありかもです。 (5月11日 6時) (レス) id: bce4419484 (このIDを非表示/違反報告)
karion(プロフ) - 面白かったです!自分飽きるのが早いので最後まで読むことが少ないんですけど久しぶりに最後まで楽しく読む事が出来ました!次回作も楽しみです‼︎ (4月30日 13時) (レス) @page49 id: d59aca9a13 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - えくれあさん» ありがとうございます!最終回の終わり方は一話の時から決めてたのでやっとって感じです!次回作も頑張ります! (2022年5月1日 12時) (レス) id: 9f82d8cbd4 (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ(プロフ) - 最後の終わり方いいですね〜!完結お疲れ様でした!次回作も頑張ってください、応援してます!ワクワクです笑 (2022年5月1日 0時) (レス) @page50 id: 1e601cb38a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なみ太郎 | 作成日時:2022年3月14日 14時