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・目黒目線
俺と康二が幸せな朝食を過ごしていると
プルルル、プルルル
俺のスマホが鳴った
『恵比寿さんからだ』
「出てええよ」
『ありがと』
不安そうな顔をしながらも我慢してくれた康二の頭を撫でて、電話に出た
「目黒さん、ニュース見てくれましたか？」
『え、観てないです』
「あー、向井さんとイチャイチャしてたんだ」
クスクスと女性らしい笑い声が聞こえた
それは恵比寿さんだけでは無かった
『彼女さんと上手く行ったんですね』
「はい、結婚しました」
は？
『は？』
「だからニュース観たか聞いたのに」
俺は慌ててテレビをつけた
「え、恵比寿さん結婚！？」
「あ、向井さんも ご一緒なんですね」
両耳から話しかけられるが、俺の頭では処理しきれずに固まる
『大丈夫なんですか、公表しても』
「だって、恥ずかしいことじゃないでしょ」
か、かっけぇ
「それに、目黒さん達ほど失うものはないかなって」
『え？』
「アイドルは夢を与える仕事で、恋愛はご法度
それに対して私は女優
だから、演技で魅了すればいいだけ」
なんか、男としても人としても勝てない気がする
恵比寿さん、女の人だけど
そう思うくらい、強い人
『俺も、やっと恋人になれました』
「え、おめでとうございます！
目黒さん達、やっと付き合ったって」
「ほんまに！？よかったわ〜っ！」
え、
聞こえてきたのは、康二と同じ関西弁で
康二かと思って見つめるが、ご飯を食べてるから違うな
『彼女さん、関西の人ですか？』
「うん、偶然」
マジか
それはアレだな
『俺、康二と恵比寿さんは絶対に会わせないです」
「同感」
「俺がなんや！？」
自分の名前が出てきたことが相当気になるのか
俺の周りでピョンピョンと飛び回る康二
『康二、ちょっと黙ってて』
「んっ」
康二を黙らせる必殺技
相変わらず、効果は抜群らしい笑
『じゃ、お幸せに』
「ありがと、目黒さんもね」
それだけ言って通話を切ると、犬みたいに飛びついてくる康二
「で、俺がなんやって？」
ほんと、可愛い
『康二のこと、誰にも渡さないって話』
「な、何話しとるんや！」
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黄橙兄弟よりの箱推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！BLというものにハマったばかりで知らない単語がたくさん出てくる中、勉強しながら読ませていただきました！スメシさんの小説により思いっきりBLへ沼りました…♡笑これからも沢山読ませていただきます！ありがとうございました！ (6月17日 14時) (
レス) @page43 id: e613bd49af (このIDを非表示/違反報告)
スメシ - あゆさん» コメントありがとうございます。完結できたのは、ご愛読してくださったお陰です。ありがとうございました！めめこじ厨の作者には嬉しすぎるお言葉です！ぜひ、次の機会がありましたら宜しくお願いします！ (2021年3月8日 21時) (レス) id: 2e3f726332 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めめこじが大好きでドキドキしながら拝見してました。次回作もとても楽しみにしています！ (2021年3月8日 14時) (レス) id: 6ef3ec4d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スメシ | 作成日時：2021年2月23日 9時
