２３、※ ページ23
・目黒目線
康二の家に着き、扉の前に立つと
微かに香る、魅惑的な甘い匂いを感じる
思わず顔を顰めながら扉を開いてみれば、
『うわ、やばっ』
さっきとは比べものにならないくらい、濃厚なフェロモンを目の当たりにする
これ、頭おかしくなりそ
「め、め？」
『康二、ただいま』
「めめっ！」
寝室に入ると、溶けたような表情で俺を見つけて嬉しそうに笑う康二
あまりの妖艶さに、俺の中でも危険信号が発せられている
『薬は？』
「んー、めめが ええ」
『んっ、』
獲物を誘い込むように唇を奪われた
更に、我慢できないっとでも言いたそうに舌を絡めてくる
『っは、待って』
「やだ、待てへん」
『おっと』
今度は胸倉あたりを掴まれて、ベッドに引き摺り込まれる
ヤバいって、俺の方が色々と
「ワガママ、聞いてくれるんやろ？」
いつもとは逆の立場、俺の上に康二が跨った
しかも首を傾げてきて、理性をぐらつかせる
『わかった、とことん甘やかすから』
「うん」
不安そうだった顔を明るくさせて、目を細めて笑った
ほんと可愛いな
「ん、んんぁ」
『はぁ、口開けて』
「ぁう、」
お互いの欲望に忠実になって、身体中を駆け巡る愛を確かめ合う
『今日は康二がやってくれんの？』
「ぅん、めめのこと喜ばせたい」
いやいや、もう普通に喜んで爆発寸前のチョロイ男だよ？笑
「め、め…大人しくせいっ」
『んっ、はいはい』
康二は俺の胸に体を預けながら、自分の中を解していく
あんまイイトコに当てられないようで、焦ったそうにしてたから手を添えると怒られた
結構、生殺しなんだけど
「い、れる…で？」
『ん、いいよ』
ぎこちない康二は、一生懸命 動いてくれて
そりゃ、めちゃくちゃ可愛かった
ま、途中で力尽きた康二の腰を掴んで、下から泣かせたってことは
2人だけの秘密
「ご、めん…な」
『ん、いいよ』
行為中に何度も言っていた
“ ワガママでごめん ”
多分、康二は迷惑かけたくないって遠慮したんだろうけど
こんなに可愛いワガママなら
いつだって大歓迎なんだよ
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黄橙兄弟よりの箱推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！BLというものにハマったばかりで知らない単語がたくさん出てくる中、勉強しながら読ませていただきました！スメシさんの小説により思いっきりBLへ沼りました…♡笑これからも沢山読ませていただきます！ありがとうございました！ (6月17日 14時) (
レス) @page43 id: e613bd49af (このIDを非表示/違反報告)
スメシ - あゆさん» コメントありがとうございます。完結できたのは、ご愛読してくださったお陰です。ありがとうございました！めめこじ厨の作者には嬉しすぎるお言葉です！ぜひ、次の機会がありましたら宜しくお願いします！ (2021年3月8日 21時) (レス) id: 2e3f726332 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めめこじが大好きでドキドキしながら拝見してました。次回作もとても楽しみにしています！ (2021年3月8日 14時) (レス) id: 6ef3ec4d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スメシ | 作成日時：2021年2月23日 9時
