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あの衝撃の事実から数日間
「今日もお昼 舘さんと？」
『そや、ごめんな！』
「俺たちより、ラウールが寂しがってるよ」
『可愛い奴め、明日はみんなで食べよ言うといて！』
この通り、ダテと一緒に昼を過ごす方が多くなった
話す内容といえば、もちろん
『もー、学年違うと会えへん』
「しかも、授業出てないしね」
めめのこと
やっぱり、前世の記憶あって俺の気持ちも知っとるから話しやすくてな
ついつい、俺ばっか相談に乗ってもらうんよ
「そんなにサボってるの？」
『ラウールからの情報によるとな』
バカなのに、成績 大丈夫なんか？不安やで？
ま、頭脳に関しては前世での話で、本当にアホなんかは知らんけど
あのキス騒動から、めめと一切会えてへん
購買とかで “ めめと話せる権 ” ってやつが売ってあったら、迷わずに買うで
そんくらい切羽詰まっとる
『今日も、学校いるんかな…』
ほんまは、ここでダテと渡辺翔太の幼馴染という関係をフル活用したい、したいんやけど…
「翔太も、来てないと思ってたら来てる日多いよ」
『そ、そうか』
出来ひんのよ
今やって ほら、登校してるかしてへんのか分からんくらい仲は良くないんや
早よ仲直りしてや、なんて言えへんけど思うてるで
「じゃあ、佐久間に頼む？」
『佐久間くん記憶ないから怪しまれへん？』
「いや、大丈夫だと思う」
そうか？
なんで、なんて聞かれてもうたら隠せる気せんし
好きって言うてみ？
優しくても不良やから、死ぬまで揶揄われるで！
「俺が上手く聞いてみるよ、同じクラスだし」
『ほんまに？』
「任せて」
『ありがとなー！』
ダテに感謝の気持ちを込めて抱きつく
意外と満更でもなさそうで、背中に手が回される
『ダテ！好きや〜！』
「はいはい」
『冷たっ！風邪ひいてまうわ！』
なんやかんやあって、とりあえず体を離すと
「翔太…？」
『え！？』
ボソリと溢れた名前に反応して、視線を追いかけてみるが
『誰もおらんで？』
「気のせい、だったかな」
『大好きなんやな〜』
「幼馴染だからね」
それだけやないんやろ？
そんなん、顔見ただけで分かる
せやけど俺は黙る
言って欲しくない、そんな顔をしとったから
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スメシ - スーさん» コメントありがとうございます。ストーリーに関しては結構練っていまして、そのようなお言葉を貰えてとても嬉しいです！応援、とても力になります！これからも楽しんでいただけるように精進いたします！！ (2021年3月18日 11時) (
レス) id: 2e3f726332 (このIDを非表示/違反報告)
スー - 今日このお話を初めて読ませていただいたのですが、ストーリーが素晴らしくて、とっても続きが気になりました…！！応援させていただきますので、これからも更新頑張ってください！！ (2021年3月17日 19時) (レス) id: 8ab2b29f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スメシ | 作成日時：2021年3月8日 21時
