伝説のお部屋訪問�� ページ11
Aside
「あんにょん」なんて挨拶をしたものの、スングァナのスマホを借りて見てみればVライブのコメントはパニック状態。
“ユウってジュンペンなの！？”
“え、グッズ…？”
“どういうこと？？”
“ユウ？？？？？”
寄せられているコメントに批判や中傷等は無いことにひと安心するも大切なCaratちゃん達を混乱させてしまったことを申し訳なく思う。
「えっと、単刀直入に言いますね。実は俺ジュンペンなんです」
“Caratってこと？”
“でもユウはSEVENTEENのメンバーだから…”
“Carat…？メンバーだから違うかな？”
“でもグッズの量凄いしCaratじゃない？”
「はは、そうなるのかな？Caratって名乗って良いのかは分からないけど、Caratが“SEVENTEENを愛している”ことが条件なら俺はCaratですねw」
「今まで黙っていたこと、今現在Caratの皆さんを困惑させてしまっていること、本当にごめんなさい。黙っていたのは僕なりのけじめというか、対等でいたかったというか…ううん、なんて言えば良いんでしょうか。」
駄目だ、驚きと焦り、Carat達に否定されてしまったらという恐怖で頭が回らない。
SC「ユウ、ゆっくりで良いから、ちゃんと自分の思いをCarat達に伝えよう？」
スンチョラの優しい声にはっと顔をあげれば、大丈夫だと言うように優しく笑い頷くスンチョラと目が合う。
スンチョラと、心配そうにこちらを見るミンギュとスングァニに微笑みながら画面の向こうにいるであろうCaratを思って口を開く。
「まず、隠していた理由は同じCaratとして皆さんと対等でありたかったからです。ホシが他のグループのペンとしてLIVEに行ったりしているのはCaratの皆さんもとご存知だと思います。」
「ですが、ホシとは違って俺が推しているのは同じグループで、練習生からずっと一緒に頑張ってきたメンバーであるジュンです。必然的に距離は近くなるし、スキンシップだってとることが出来ます。でも、Caratはそういうことは出来ません。自分の推しに会えるのはLIVEやイベント、触れられるのはサイン会やハイタッチ会などの少ない機会だけです。」
「だからこそ、自分がジュンペンであることを明かしてしまえば、真剣に一生懸命に自分達SEVENTEENを、メンバーを応援してくれている方を傷つけてしまうのでは無いかと思っていました。」
大丈夫、落ち着いて､とでも言うように。
今にも涙を零してしまいそうな震える声で喋る俺にスンチョラは優しい微笑む。
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圭太(プロフ) - 続きの更新ぜひお願いします！ (2021年12月22日 21時) (
レス) id: 87ffa8cf92 (このIDを非表示/違反報告)
白蓮(プロフ) - もう終わってしまうんですか？すごく面白くて続きが気になります！！ (2021年7月22日 0時) (レス) id: d25d7a91ad (このIDを非表示/違反報告)
みかづきも(プロフ) - キャロンさん» 更新が遅くなってすみません…(><) お話の続きを書いてみたのでぜひ読んでみてください´`* (2020年9月5日 21時) (レス) id: e63314d235 (このIDを非表示/違反報告)
キャロン(プロフ) - あれ面白いのにここで終わっちゃうの？ (2020年8月3日 19時) (レス) id: b42f1f9549 (このIDを非表示/違反報告)
みかづきも(プロフ) - ，さん» ありがとうございます´`* 更新致しましたのでよければ見てください！ (2020年5月15日 9時) (レス) id: a899e2f09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづきも | 作成日時：2019年6月1日 21時
