答えは一つに決まっている ページ21
試合開始のボールが投げられた。
木吉と大坪がボールに向かって跳ぶ。
観「はじまった！！」
ボールは二人同時に触り、弾かれた。
木・大「「むっ！！」」
観「互角！？」
観「ボールは…」
こぼれたボールを持ったのは伊月。
観「誠凛だ！！」
しかし伊月の背後からボールを弾いたのは高尾。
伊「なっ！？」
そしてボールは木村の手に渡る。
木村「よおし、ナイス高尾」
日「げっ！？(やべぇ…！！)」
すでに秀徳のゴールには一人宮地が走っていた。
観「誠凛意表をつかれた…」
観「ゴール前ガラ空きだ！！」
木村「まずは先取点いただきだ！！」
木村は宮地にパスを出そうと大きく振りかぶる。
しかしいつの間にか木村の前には雪乃が現れ、木村のもったボールを弾いた。
木村「何っ！？(クソがぁ。気をつけてても一瞬でもスキがあるとコレだ。やっぱコイツには高尾じゃねーとダメだ！！)」
リ「よっしゃでかしたぁ」
ボールが転がっていく。
雪乃はボールの先を見て、驚愕する。
福「いや、だがボールをひいろったのは…」
河「うわぁあ、緑ま！！」
転がったボールの先には緑間がいて、ボールをとる。
そしてすぐさまシュート体制に入って、ゴールに向かって放った。
しかし、そのシュートを火神がブロックした。
緑「火神！！」
高「っだと！？」
日「おっしゃあナイスブロック！！」
火神がブロックしたボールは勢いよくコート街へと弾かれた。
審「アウトオブバウンズ、秀徳ボール！！」
ほんの数秒の激しい攻防に会場が湧く。
観「うおおお、すげぇえ！！いきなり火花散りまくりだ」
観「息するの忘れちゃったよ」
中「(まさか…いやわずかだが前より確実に高くなっている…！！)」
火「んなタメの長いシュート、オレがいる限りそうそう打てると思うなよ！！」
緑「………」
緑間は何も言わずに火神に背を向けた。
以前だったら何か言ってくると思っていた火神は不思議に思う。
再び秀徳ボール。
高尾はドリブルをつきながら、思い出していた。
『答えは一つに決まっている』
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芽衣(プロフ) - misora様、名無し様、コメントありがとうございます。返信、更新ともに遅くて申し訳ありません…これからも亀更新ですが、よろしくお願いいたします。 (11月22日 0時) (
レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - すごく面白かったです！続きを楽しみに待ってます。 (10月27日 17時) (レス) @page32 id: 8793ae0e54 (このIDを非表示/違反報告)
misora - 更新楽しみに待っています! (2022年12月13日 20時) (レス) @page29 id: 250e7e12f2 (このIDを非表示/違反報告)
YUKIKA(プロフ) - 頑張ってください。 (2022年12月13日 0時) (レス) id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - ぷっしーさん» 初めてご覧いただきありがとうございます。更新頑張ります！ (2022年12月12日 23時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽衣 | 作成日時：2022年7月24日 8時
