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『アイス買いたい』
「あーコンビニ?」
『うん』


 

ご飯食べ終わって翔太の家に向かい途中にコンビニに寄った。

ガリガリ君にするかピノにするかで悩んでたら

「すっごい悩むじゃん(笑)」

って言いながら翔太がピノ取ったから、
ラッキーって思ってガリガリ君を買った。

コンビニを出て歩きながらアイスを齧る。




『それ1口ちょうだい』
「は?お前自分のあんじゃん」
『いいじゃん、私の1口あげるから』
「ん」



そう言うと仕方ないなと言いながらピノを1つ私の口元に運んでくる翔太。
ありがたく頂く。美味しい。

ピノにすればよかったなって思ってたら、「え、無言?」って笑われた。



「感想は?」
『次ピノにする』
「パクんなよ」
『パクってない』



言い返して自分のアイスを食べ始めた私を見て翔太がケラケラ笑う。

子供扱いされてるみたいで悔しくて、
『ん』とガリガリくんを翔太の口に突っ込んだ。



「お前急にやめろよ」
『美味しいから共有したくて』
「子供か」


「うま」とモグモグしながら呟く。
なんとなく幼く見えるから、翔太の食べる姿は好きだ。

そんなことを思いながら見つめてたら、翔太が

「何だよ」

とくすぐったそうに笑った。




.





部屋についてリビングに入ると、肩をグッと掴まれて口づけられた。
さっきまでアイスを食べてたから甘い。

早、と思いながら1回応える。

少しして、私の視線に気づいた翔太が唇を離した。



『…お風呂』
「ん、すぐ入ってきて」
『はいはい』



勝手か。別にいいけど。

ササッとシャワーを浴びて、入れ替わりで翔太が入る。
出てきた瞬間押し倒されて続きが始まった。







恋人じゃない。
友達かと聞かれても一瞬言葉に詰まる。
仲は良いんだろうけど、誰かに説明できるような関係じゃない。

都合のいい曖昧な関係。




『っ、』
「んは、いい顔」




私を見下ろして満足気に笑う翔太を軽く睨む。
そんな私に余裕そうな笑みを浮かべて、また唇を重ねた。



翔太は最中、私に「可愛い」と言わない。
「いい顔」と言って口角を上げる。

そういうところも私にはちょうど良かった。

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かな(プロフ) - 一気読みしました!とっても素敵なお話でした! (2021年11月14日 8時) (レス) @page33 id: 22fe685296 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - ところどころ、名前が変換されない所がありました。 (2021年11月13日 21時) (レス) @page34 id: 15fffef845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作成日時:2021年11月12日 23時

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