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……え、
今、なんで、
『……どうしたの』
「いや、ちょっとくらい驚けよ(笑)」
薄目を開いて笑う彼。
驚いたよ。
でもそれは突然キスされたからで。
『…持ち帰られてるのに今更じゃない？』
「ふは、やば」
そう言ってまた口づける。
長いキスに苦しくなって酸素を求めて口を開けたら、
その隙間から舌がねじ込まれる。
『、ん』
声が漏れるのが恥ずかしくて離れようとしたら、首の後ろを押さえられた。
慣れているであろう彼に必死についていってるうちに、もう片方の手が腰にまわる。
何やってんだろって思ったけど、気持ちよくてどうでもよくなった。
どうせ誰とも付き合ってないし、
もう誰も好きになることもないだろうし。
背もたれにしていたベットに押し倒されて、やっと唇が離れた。
近い距離で見つめ合う。
奥二重の綺麗な目。
「…彼氏とかほしくないの？」
『……、いい人がいれば？(笑)』
確認のためなのかそんなことを聞いてきた彼にさっきの合コンと同じ笑顔を作って、高い声で答える。
すると少し驚いた顔をしてから、「やば」と笑われた。
「やっぱ可愛くねえな(笑)」
『…知ってる』
だから可愛い私を作ってるんだもん。
私の答えを聞いた彼は、余裕そうな笑みを浮かべて
「…じゃあ俺が可愛くしてあげる」
と言って再び顔を近づけた。
瞼を閉じて、またキスが再開される。
…何それ、どういう意味？
でももうどうでもいいや。疲れたもん。
首に腕をまわすと、もっとキスが深くなった。
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かな(プロフ) - 一気読みしました!とっても素敵なお話でした！ (2021年11月14日 8時) (
レス) @page33 id: 22fe685296 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみ(プロフ) - ところどころ、名前が変換されない所がありました。 (2021年11月13日 21時) (レス) @page34 id: 15fffef845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2021年11月12日 23時
