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ふっかと渡辺くんが話してる時に隣にいることはあっても、1対1で話したことはあまりない。
あまりに陽のオーラが強すぎてなかなか話せない。
ふっかは別だけど。
「ふっかと付き合ったんだ？」
『…あー…や、えっと、』
付き合ってはない。フリだもん。
あ、でもこれ渡辺くんの前って1番付き合ってるフリしないとダメなのか。そっか。
頭をフル回転させて考えて
『…いや、だね。うん』
って答えられた。
するとガハガハ爆笑し出した渡辺くん。
何この笑い声。どっから出してんの。
「おいふっか彼女めっちゃ迷ってんじゃん」
「何でだよ！」
『、ごめん』
しくじったかもしれない。
そう心の中で謝っていると、ふっかが後ろに回ってギュッと私を抱きしめた。
「ちゃんと付き合ってますー」
一瞬フリーズした。
…え、待って、何これ。
私、抱きしめられてる？誰に？ふっかに？
何？付き合ってるフリってここまでするの？何？
またパニックになっていると耳元でふっかが
「なーA？」
って私に問いかけた。
顔に一気に熱が集まるのがわかる。
頭が全然回らなくて、でも何か答えないとって必死に考えて、
『…り、了解、』
「…は？」
「ふはは！！Aちゃんやば！」
また渡辺くんに爆笑された。
鼓膜やられそう。
「おいA！や、本当だから！彼女だから！」
「わかったわかった、俺の負け」
はー笑ったってまだ笑いながら渡辺くんは先に歩いて行った。
「ねえA！お前、…え？」
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スノ姫 - 良かったです。素敵でした。感動して泣けて来そうでした。1ヶ月、彼女のフリが最終的には本当の恋人になるですから、それ位に両想いで好きだったって事ですよね。いいですね。こう言う恋。 (2021年11月14日 17時) (
レス) @page40 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2021年11月12日 21時
