きみがため【呪術廻戦】 (ページ24) - 小説

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23話ページ24

身体に力が入らなくなり膝から崩れ落ちる

やっとの思いで殺せた呪霊、兄さんの敵

これでもう悔いはないと思った、けど右手に着いているブレスレットが視界に入る

五条先生から貰ったブレスレット、大切なブレスレット

今になって抑え込んでいた箱が空いてしまい、気持ちが溢れかえってしまった

だがもう遅い、命を賭けてしまった

『…捨てても惜しくないと思った命なのに、今になって五条先生に会いたいだなんて』

きっとあと数時間の命…

遠のく意識の中、ブレスレットは輝いていた

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作者名：黒猫 | 作成日時：2020年10月29日 17時