きみがため【呪術廻戦】

18話 ページ19

一昨日の土曜日にあんだけ意識させるように仕向けたんだ流石に意識せざるを得ないだろうと、Aの僕と今日会った反応が少し楽しみで学校に来てみたら未だにAは見つからない









悠二に聞いても恵や野薔薇に聞いても知らないの一点張り









任務が入っているとは聞いていなかった









少しイラつきながら歩いていると伊地知を見つけた、伊地知なら何か知っているかもしれない









「ねぇAがどこにいるか知ってる？」









聞いてみれば目が泳ぎ動揺している、Aの居場所を知っているが口止めされているのだろう









「それは…」









『僕今凄く機嫌悪いんだよね、早く吐かなきゃマジビンタするよ』









「蔵野さんの居場所は……」









特級呪霊大蛇の任務にAは自ら進んで行ったと伊地知は言っている









僕の同級生のAの兄を殺した呪霊









強力すぎて封印されたと聞いていたが最近封印が解けた









Aは何かに取り憑かれたようにいつも任務を行っていた、兄の敵だ死んでも呪霊を殺そうとするだろう









それを考えた瞬間鈍器で頭を殴られたような気がした

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