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14話 ページ15

『スイーツ食べ放題ですか?』









「そうスイーツ食べ放題」









廊下を1人で歩いていると五条先生から1枚の紙を渡されそこにはスイーツ食べ放題と書いてあった









『1人で行けばいいじゃないですか』









私は甘いものは苦手でスイーツ食べ放題なんて行きたいと全く思わない









「ここよく見て」









指でとんとんと指された場所を見てみると"カップル限定半額"と書いてある









『…他の女性と行けばいい話です。五条先生なら女性には困らないでしょうし』









家入先生から五条先生は昔から女の人を取っかえ引っ変えしていたと聞いたことがある









そんな五条先生が私を誘うなんてただの気まぐれ









何故か自分で言っておきながら憤りの気持ちが内へ内へと沈み込む









私は何にこんなにもイラついているんだろう…









「…と言うわけで明日の11時にここ集合ね」









『え?』









話を聞いていなかった私も悪いが勝手に行くことを決められ五条先生はそそくさとどこかに行ってしまった









ぽつんと廊下に1人残される









明日は土曜日…









『…どうしよう』

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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年10月29日 17時

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