成宮の愛する彼女は御幸の愛する女の子で【ダイヤのＡ】

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「うーん…」









洋服どうしようかな…









かわいい感じのワンピース、
それかちょっとクールな感じの服…









「よしっ！ワンピースにしよう！」









鳴は女の子らしい方が好きそうだしね。









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「やっぱり…ちょっと肌出しすぎたかな…？」









スカートはちょっとっていうかかなり短い、
白とパステル系カラーをモチーフにしたワンピース。









「まあ…いっか…！」









と、丁度準備が終わったとき…









…ピンポーン
インターホンがなった。









鳴…？
今日はちょっと来るの速いな…









ﾄﾀﾄﾀと音をたてて階段をおりる。









ｶﾞﾁｬ
「はーi…」









「よう！久しぶりだな！」









「あ、一也…！」









鳴だと思って開けた玄関の先には、思いもよらない人が立っていた。









幼なじみの御幸一也＿＿









御「ちょっとAの顔が見たくなってな。それと話とかしたくなったからよ！」









久しぶりに見た一也は、ニカっと笑ってこっちを見た。









「そっか！でも…せっかく来てくれたのにごめんね…？


今日は、ちょっと約束があるんだ！」









一也には悪いけど…









「また今度来てもらえる？それか電話とか！


私も久しぶりにたくさん話したいしさ！お互い部活とかで忙しかったからね」









御「そうか。じゃ、まt(prrrr









「ご、ごめん！電話！」









急いで玄関出たから、ケータイも一緒に持ってきちゃったんだった…。









「もしもーし…鳴？


あ、うん！わかった！待ってるね！」









鳴からの電話の内容は、
"監督から呼び出しをくらったから少しだけ遅れる"
ということだった。









御「…鳴？」









Aは、鳴の名前を口にしたとき
一也の顔が曇ったのに、気がついていなかった。









「ん？そうだよ？ついでに約束してるっていうのも鳴！」









御「もしかして…付き合ってたりとかすんのか…？」









うっ
一也はするどい…









「う、うん…！///」









御「…なんでだよっ！」









この時、一也がﾎﾞｿｯと叫んだ言葉は私の耳には入らなかった。









御「ちょっとこっち来い」









ｸﾞｲｯ
……chu









「んっ…」









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