成宮の愛する彼女は御幸の愛する女の子で【ダイヤのＡ】

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〜文化祭当日〜









「やっと午前終わった…」









意外と繁盛しまして
たくさん人が来ました。









お会計係案外疲れた…









鳴のウェイターさん姿、
カッコよかったな。









鳴「なにボーっとしてんの？


もしかして俺のこと考えてた？」









「…っち、違うもん！///」









ホントは考えてたけど…









鳴「じゃ、行こうか」









手を繋いで歩き出す。









鳴「人多いからちゃんと俺のこと見とけよ？」









「わ、わかってるよ…///」









ホントに人が多くて
手を繋いでなくちゃはぐれるくらい。









「………え？」









その時、誰かが自分と鳴の間に入ってきて
繋いでいた手が離れてしまった。









どんどん見えなくなっていく鳴の背中。









「……っ」









ｸﾞｲｯ
「……きゃっ」









誰かに引っ張られた…？









誰…？









鳴かな。
よかった…見つけてくれたんだ…









人混みのなか、
やっと視界が晴れたと思ったらそこは屋上。









「大丈夫か？」









「…うん！」









と、顔をあげた先には鳴じゃなくて…









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「一也！？」









一也がいた。









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