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外に出ると、先ほど助けた女性と
女の子が待っていた。
女の子は少し震えながら、女性の影に隠れている。
｢あ、あの...助けていただき
ありがとうございました｣
gr｢怪我は無いか？｣
｢はい！｣
｢ほら、マリアも｣
m｢ありがとう...｣
マリア...
鏡で見た親の子供か
話そうと屈んだが怖いのか
女性の後ろに、隠れてしまった。
まぁ、こんな見た目だし仕方ないか。
おい、お前等、笑うなや
肩が震えているのは、分かっとるぞ。
｢マリア！｣
gr｢構わん、気にするな｣
n｢申し遅れました、ニーナと申します｣
em｢あの...ご両親をお救い出来ず
申し訳ありませんでした...｣
n｢いえ...マリアが無事でしたから...
両親も喜ぶはずです｣
聞くところによれば、兵士に殺されるのは
そう珍しくないらしい。
王国の連中は、魔物より残虐やな。
ますます、そんな奴等にここを任せられない。
俺達は、これからの事を決める為
一度、城に戻る。
ひとらんだけ、やりたい事があるらしく
村に残ることにした。
城に戻った後、トントンの説教が二時間程続いた。
ようやく終わり、今後の事についてメンバーと話し合う。
gr｢さて！ 諸君、戦争だ！ 戦争をしよう！｣
tn｢まてまて(汗｣
gr｢何だ？｣
tn｢戦争するにも、敵の情報が無いんじゃあ無理やろ｣
確かに...
我々は、この世界に来て間もない。
それに自分の能力についても
まだ知らない事が多い。
その状態で敵に挑むなど、無防備だ。
少なくとも、敵の事を知っておく必要がある。
だからといって、ここにはパソコンも
インターネットも存在しない。
zm｢調べるんやったら｣
sp｢アルカスト王国に、行くしかありませんね｣
問題は、誰を行かせるかだ。
一応全員は人間に化けれるが
気付かれず、潜入出来る奴が良い。
それに今、我々はある問題に
直面している。
それは...金だ
この世界の通貨は、現代と違って
銅貨、銀貨、金貨の三種類に分かれる。
食糧を買うにも、その硬貨が無いと
買うことが出来ない。
残念なことに、誰もその硬貨を持っていないのだ。
硬貨を持つには、少なくとも働くしかない。
偵察はゾムを行かせるとして
他に仕事をするグループを、作らなければ。
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めぐぱんだ(プロフ) - 通りすがりさん» ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きますが、検索避けというとこはまた何かあったんですかね(笑)？ (2023年2月3日 13時) (
レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - タグも検索避けしたほうがいいですよ〜 (2023年2月3日 13時) (レス) id: 463d9420f9 (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - 修正をし、話が前後しました。コメントで指摘があれば気付き次第、修正致します。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年7月4日 2時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
めぐぱんだ(プロフ) - ノコキノさん» コメントありがとうございます。もう一つの小説に専念してしまい、いつの間にか更新停止となってしまいました(汗。まだまだ続きますので、更新は遅いですが楽しんでいただけたら幸いです。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年3月27日 10時) (レス) id: 85f55d852b (このIDを非表示/違反報告)
ノコキノ - 初コメ失礼します！いやぁ、面白過ぎです！更新停止になってしまったのが残念なくらいには！夢主がいないというのも、斬新でよみやすかったです！ (2022年3月25日 16時) (レス) @page43 id: 9f93cb888b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐぱんだ | 作成日時：2019年11月3日 17時
