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その後、先に私がお風呂に入って、今は辰哉くんがお風呂に入っている。
しかし私は正座をしたり三角座りをしたり、スマホで時間を見たり、ソワソワしてどう過ごしていいか分からない。
三十路になる女がこれはどうなのか。
頭を抱えた私は一旦考えるのを止めて、SnowManのYouTubeを見ることにした。
「上がったよー」
「はーい」
私はスマホの画面から辰哉くんに視線を移す。
「何見てたの？」
「SnowManのYouTube」
「好きだねぇ」
クスクスと笑うと、辰哉くんはミネラルウォーターを一気に飲む。
喉の動きにやっぱりドキッとしてしまう。
結局YouTubeを見ても、イジられる辰哉くんの要所要所にカッコイイところや優しいところが沢山あってドキドキするしかなかった。
「ねぇ辰哉くん」
「んー？」
辰哉くんは優しく微笑みながら、私の隣に座る。
「大好きだよ」
SnowManの深澤辰哉くんをさっきまで見ていたからか、目の前にプライベートの辰哉くんがいるのが改めて不思議て、そして幸せな事なんだと感じる。
「俺も好きだよ、めっちゃ好き」
嬉しそうに笑う辰哉くんにキュンとして、私は意を決して自分から辰哉くんにキスをした。
そんな辰哉くんは目を見開いていて、私は思わず笑ってしまう。
「はぁ……、そんな事するならもうベッド連れて行っちゃうよ」
ため息混じりに辰哉くんがそう言うと、私は覚悟を決めて頷く。
その瞬間、辰哉くんは私をひょいと抱え上げて寝室に向かう。
寝室に着くと、私をベッドに横たわらせる。
寝具からもやっぱり辰哉くんのいい匂いがして、私は思わずシーツをギュッと握る。
「しがみつくのはこっち」
辰哉くんはシーツを握る私の手をゆるりと解いて、自分の首に回させる。
すると必然的に顔の距離が近づいて、辰哉くんはゆっくりと私に口付けを落とす。
目を閉じてそれを受け入れると、口付けはどんどん深くなっていく。
「ん……っ……」
「はぁ……っ、マジで好き……」
ギラついた瞳で吐息混じりに囁かれると下腹部が疼く。
色白の細い指で体を撫でられると、触れられた所が熱くなっていく。
もうどうにでもなれと、私は大人しく身を委ねるのだった。
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小袖(プロフ) - 爆きゅんしました( ; ; )♡ (2023年1月18日 18時) (
レス) @page37 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
六花(プロフ) - センさん» 応援ありがとうございます！マイペースになりますが更新楽しみにしていただけたらと思います！ (2022年12月17日 11時) (レス) id: 8a1fff5847 (このIDを非表示/違反報告)
セン(プロフ) - このお話めちゃくちゃ大好きです！これからもひっそりと応援しています。更新お疲れ様です。 (2022年12月16日 23時) (レス) @page37 id: 4a7d47f0c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六花 | 作成日時：2022年11月23日 19時
