26--相棒は傍に置いといてよ ページ26
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「にんむ、に……?」
「えぇ。」
にっこりと。いつも通りにしのぶさんは笑う。
アオイちゃん伝いによって先程しのぶさんに“1人”で呼び出された私はマンツーマンでしのぶさんとお話中であった。
内容はと言うとそれはもう簡単なことだ。
『鬼殺隊の誰かの任務に同行しろ』
とのこと。
………いいのかな、それ。
鬼伝いであの人に伝わったりしたら、終いには「お前が裏切り者の鬼か」みたいにぷっつりと殺されてしまうかもしれない。
まだ鬼殺隊に入ると決めた訳でもないし……
「お館様は貴女に選択を委ねておられましたが、Aさんの事を考えての最善案だと思います。是非同行してみては如何ですか?」
しのぶさんは付け加えるように「もちろん、我々柱でも良いですし。信頼性においては竈門くん達でも構いません」と言う。
あーー。うーーー。んーーー。
「…………なら、たんじ」
「今日ノ……任務ハ…………任務………三ツ子山二向カへェェ………義勇…」
「…………」
「………………とのことですよ、Aさん?」
あ、やっぱりそうなりますよね!!?!
当然のように炭治郎の名を出そうとすれば、突然何処からともなく現れた義勇さんの相棒である鎹鴉に言葉をさえぎられる。
くそー義勇さん!!ちゃんと自分の相棒は傍に置いておいて下さいよおお!!!
しのぶさんは迷い込んでしまった義勇さんのおじいちゃん鴉を優しく撫でてから持ち上げ
「はい!では早速ですが、この子を連れて冨岡さんを探しに行ってください」
変わらない笑顔でしのぶさんは私を見送った。
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メア(プロフ) - やあさん» アニメ以降の無限列車編のみネタバレとなります! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 80100b30c6 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 紅葉さん» お返事遅くなりすみません!うおお好きが沢山…めっちゃありがとうございます!!続編から先もよろしくお願いします!! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 80100b30c6 (このIDを非表示/違反報告)
やあ(プロフ) - この作品、ネタバレありますか…?? (2019年12月16日 2時) (レス) id: 3fd8182389 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - むっちゃ好きです大好きですこんな素晴らしい作品をありがとうございますそれでは続編行ってきます!(ノンブレス) (2019年11月24日 9時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - カオリさん» そうなんですか…!すみません、ご指摘ありがとうございます!頸動脈切ったら即死に変えさせていただきます! (2019年11月11日 20時) (レス) id: 80100b30c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メア | 作成日時:2019年10月5日 22時