25--天使だけどさ ページ25
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「＿＿＿＿なにこれえええええ!!!!!なん、で、えええェェェェ!!?!!!?」
………………耳元がやけに騒がしい。眠くて頭がしっかり働けてないのに目覚め1番でキィィンとした声が耳をつんざく。人が気持ちよく寝ていた所を……。
「……………ッ〜〜〜〜〜っるさい!!!」
「いやぁぁぁぁぁァァァァ!!!」
あまりのうるささに耳を塞ぐ。普段はイケボなのに。いい声なのに。叫んだら勿体ないよ。イケボの無駄遣いだよ善逸。
汚い高音で有名である善逸の叫び声で私の意識は夢の中から現実へと引き戻される。
寝返りをうって騒がしい方へと体を向け
「…………なんでこんなにうるさいの。善逸」
叫びまくるばかりでこちらの声は一切届いていないらしい善逸をアワアワと宥める炭治郎に聞く。
「俺もよく分からないんだ。任務から帰ってきた途端この調子で……………あ、おい善逸!!!」
善逸は炭治郎の拘束から逃れ凄まじい形相で肩を鷲掴みしてから
「だってさ炭治郎!!!お前よく考えてみろよ!!!禰豆子ちゃん可愛いだろ!??!!」
「当たり前だ!!うちの禰豆子は村1番の美人で有名だったんだぞ！」
「更にAちゃんもものすっごーーーーい美少女じゃん!!?!?!」
「確かにAもすごく綺麗だ!!」
「2人が一緒に寝てるとか天使が舞い降りたのかと思ったァァァ!!!俺死んだのかと思ったァァァァ!!!!!」
上の通り叫びながら善逸はよく分からない理論を生み出す。いや、まぁね。確かに私(外面のみ)と禰豆子ちゃん可愛いけど。天使って………………ん？炭治郎私の事サラッと｢すごく綺麗｣って!?｢お嫁にしたいくらい可愛い｣って!!?!(言ってない)
もう斬られてもいい………。等の最推しは斬ってくれないけど。
…………そっか。私昨日あのまま。
寝返りを打ったことで今は後ろから私を抱きしめる形となった禰豆子ちゃんの手に自分の手を重ねる。
なんで分かったんだろ。
同じ鬼だから………？それとも、私分かりやすかったかな。
なににしろ、
「＿＿＿ありがと。禰豆子ちゃん」
「……？A、何か言ったか？」
「いいや、何でもない！」
少し、禰豆子ちゃんのおかげで気持ちが軽くなった。
炭治郎には誤魔化したけど、耳の良い善逸には全部聞こえちゃってるんだろうなぁ。
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メア(プロフ) - やあさん» アニメ以降の無限列車編のみネタバレとなります！ (2019年12月16日 8時) (
レス) id: 80100b30c6 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 紅葉さん» お返事遅くなりすみません！うおお好きが沢山…めっちゃありがとうございます！！続編から先もよろしくお願いします！！ (2019年12月16日 8時) (レス) id: 80100b30c6 (このIDを非表示/違反報告)
やあ(プロフ) - この作品、ネタバレありますか…？？ (2019年12月16日 2時) (レス) id: 3fd8182389 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - むっちゃ好きです大好きですこんな素晴らしい作品をありがとうございますそれでは続編行ってきます！(ノンブレス) (2019年11月24日 9時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - カオリさん» そうなんですか…！すみません、ご指摘ありがとうございます！頸動脈切ったら即死に変えさせていただきます！ (2019年11月11日 20時) (レス) id: 80100b30c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メア | 作成日時：2019年10月5日 22時
