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35 JK ページ35

俺が何も言えなくなったのは全て本当のことだったから







気づいていて知らないふりをするのもすごく辛かった







ミヨンは俺がなんと言っても大丈夫だよ、なんて笑うから







本当はすごくつらいのもしっているけれど、大丈夫って本人が言ってるんだから、なんてミヨンから逃げていた







‘’ 今更正義のヒーローぶってんの?‘’








間違いない







目を背けていたくせに今更危ないなんて叱ってる








俺は、こんなに最低な人間になっていたのか






俺とミヨンが小学生の時







子供も少ないこの街で仲良くなるのにはそう時間はかからなかった







公園で遊んでいる時に話しかけてきたミヨン








極度の人見知りで1人でいる俺にミヨンは優しく話しかけてくれた







「君、何してるの?私と一緒に遊ぼう!」






そこから俺たちはずっと一緒だった







「アッパ、来てたの!?この子ジョングクっていうの!私の友達だよ!」








ミヨンのお父さんはすごく優しくていつも俺の頭大きな手でを撫でてくれた



















「ミヨンちゃんとこのお父さん、亡くなったらしいわよ」







頭を鈍器で殴られたようだった






ミヨンが学校に顔を出さなくなったとは思ったけれどまさかあの元気なお父さんが亡くなったなんて信じられなかった







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作者名:ぷよ | 作成日時:2021年10月8日 1時

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