“個性”『排球部』の少女

矢印のタイムセール中でーす← ページ25

ドアが開いた。

ﾅｿﾞﾉｲﾓﾑｼ「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。

ここは…ヒーロー科だぞ。」

(((((なんか!!!いるぅぅ!!!)))))
あれ、なんだろう。みんなとめっちゃ息あった気がする。

ﾅｿﾞﾉｲﾓﾑｼ「ﾇｰ…((ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね。」

(((((先生!!?)))))
緑「てことは…この人もプロのヒーロー…？(でも…見たことないぞ、こんなくたびれた人…。)」
　緑谷君、顔に出てる。

相「担任の相澤消太だ。よろしくね。」

(((((担任!!?)))))
　あれなんだろ。今日は物凄くみんなと息あってる気がする。


　相澤先生はさっきまで自分が入っていた寝袋をゴソゴソ漁った。
それであるものを取り出した。

相「早速だが、体操服(コレ)着てグラウンドに出ろ。」









………………………はい、グラウンドに出ましたAちゃんです。




……………………。





　いや早速すぎんだろ！
　展開速いわ！速すぎるわ！新幹線よりも速いわ！


　まぁ今回は相澤先生についてはスルーの方向で行くとして←黒「スルーしきれてねぇじゃねぇか。」
「五月蝿いです鉄郎兄。」弧「クロウザイ。」
黒「ちょ、泣くよ？」弧「キモ。」

　私と研磨兄にメンタルボコボコにされた鉄郎兄は、グラウンドの隅に丸まってしくしく泣いていた。いや、乙女かよ←

　出たは良いが一体何をするんだろうか。


「「「「「個性把握…テストォ!?」」」」」

麗「入学式は!?ガイダンスは!?」
お茶子ちゃんがオロオロしてる。かわよい←


重大なことに気がついてしまった……。









…………みんな体操服似合いすぎじゃね？
いや、顔面偏差値高いからさ！似合いすぎてなんか泣ける←



兎「なぁなぁ！あかーし！なんできょうこんなにやじるし大量発生してんのー？あかーし！あかーし！あかーsh((赤「五月蝿いです木兎さん。」え…………。」


あーあ。光太郎兄しょぼくれモード入っちゃった。ま、いっか((おいw

灰「お！今度はカッコ大量発生か？夜「リエーフうるせぇ！ﾊﾞｼｨﾝ」イダッ！」

うわぁー。痛そー。

リエーフ兄は鉄郎兄と光太郎兄と一緒に隅っこでしょぼくれてる。
これぞしょぼくれトリオ！


そんなことを考えていたら、話が随分進んで、もうみんな用意していた。
ってこれ話終わってんじゃん。入試の時と一緒パターンじゃん。

まあいいか。後でお茶子ちゃんに聞こ。
私はみんなについて行った。

作者より→←設定その2　高校生Version

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