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｢せんせーは、私みたいな馬鹿っぽくてだらしない女の子が好きだもんね？｣
｢な、に｣
ほーら、ビンゴ。先生の柔らかい頬を片手で掴むのをやめると、席を移動して先生の隣に腰掛ける。
先生は何を言いたいのかわからないとでも言うように顔を紅潮させながら口をパクパクとしている。
｢いつも、私の裏垢チェックしてくれて、ご務めごくろーさまです｣
私の裏垢は一定の人しか見れないように設定してある。なら、それを見つけられる先生は私のフォロワーってこと。生徒指導にならないのは、先生が他の先生には何にも伝えていないこと。
ぜーんぶ分かってるんだよ？
それでも懲りないのか先生は赤くする顔を下に背ける。
｢それ、は、貴女が心配だから……｣
心配。心配ときましたか。
｢なんですかそれ｣
何言ってるの？頭大丈夫ですか？をオブラートに包んでみる。私って優しい。
｢貴女のことが、心配で、だから、呼び出して｣
｢違いますよね？｣
私がガツンとそう言うと先生はまた少し目が潤んでくる。その表情に笑いだしそうになるが必死に我慢。
｢私だとは知らずにフォローしてたら、顔出しして気付いちゃったんですよね？せんせえって若い女の人が好きなんですねえ。あんなに男子から人気なのに。あーあもったいない｣
先生は弱々しく首を横に振る。その姿が普段は絶対に見れない"女"の先生で、私は欲が溢れ出てくる。
｢こんだけ私の時間を買い続けたら、いつかワンチャンあるかもって思ったんですよね？｣
｢そ、そんなの、絶対に……っ｣
途切れ途切れに話す先生は教師だとは思えないほど弱々しい。
｢あんなに私の体で顔を赤くされたら気付いてとーぜんですよ。これ、学校のみんなに言ったらどうなるんでしょうねえ？せんせぇ、また女の子から嫌われちゃいますねえ｣
最後のトドメ。先生は今にも泣き出してしまいそうで弱々しい。
こんな可愛い先生が。私の体で興奮して。私もおかしくなっちゃいそう。
｢時間だけじゃなくて、私の体も買ってみる？｣
私は隣に座る先生の腰に腕を回すと、ビクッと反応したのが分かる。先生のシャツの中に手をスルッと入れると｢あっ……｣と小さく声を漏らす。
へえ、先生って感度いいんだ。
｢ねえ、せんせ。どうしよっか｣
先生、堕ちるところまで堕ちてみてよ。
今更嫌だなんて言わせないよ、せーんせ♡
Fin
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読み漁り文々(プロフ) - 好きです~!百合のふわふわした感じが伝わってきます、、 (2020年7月27日 19時) (
レス) id: 38e11e6f87 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 雪見だいふくさん» お話、全部面白くて可愛くて好きです！更新頑張って下さい！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: 990e5cc797 (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく(プロフ) - 奏さん» コメントありがとうございます〜！是非お話にしてみますね〜！ (2020年5月4日 18時) (レス) id: 26dbbe1ca5 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 性悪生徒の先生の嫉妬が見たいです。平気ですか？ (2020年5月4日 11時) (レス) id: 990e5cc797 (このIDを非表示/違反報告)
そら - 雪見だいふくさん» あざます！！！！！！！ (2020年5月1日 7時) (レス) id: 6770d884cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪見だいふく | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mayu02071/
作成日時：2020年3月13日 8時
